2009年 04月 21日
コッヘル20番の赤魚の煮付けを作った時に特売のアメリカ合衆国産の赤魚をたくさん買ったので、和風の煮付けだけでなくアクアパッツァ(イタリア語で暴れ水という意味だそうな)にもしてみた。というか以前からスキレットやダッチオーブンでは時々これを作ってみて、なかなか火の通り方がいいなぁと思ったので和風の煮付けにも応用してみたというのが私にとっての順序であった。 ともかく、「暴れ水」(アクアパッツア) なんていうと、小鍋のなかのアサリの酒蒸しの方がネーミングには合っているように思うが、白身の魚というのが合うみたいだ。 オリーブオイルできざみニンニクを炒め、白ワインを少々と材料を入れ、塩をふるだけだ。あとはダッチオーブンかスキレットに任せて20分というところだろうか。 上の写真のコッヘルに盛ったものにジェノベーゼソースというものを合わせてみる。ジェノベーゼソースの材料はバジルとか松の実などである。自作もできそうだがまだ鉢植えのバジルは生えてこないので市販(輸入品みたいだったが)の瓶詰めを使用した。風味などはとっても良かったのであるが、瓶にはってあったシールの小さい文字を読むと 「瓶を開封した後は冷蔵庫に保管して三日以内にお召し上がりください」 と書いてあった。うーん、けっこうな分量があるので三日間イタリア料理だぞ・・・ それにしてもうちに来たアメリカ合衆国産(合衆国といっても広いがたぶんアラスカだと思う)の赤魚はイタリアンになったり和風の煮付けになったり、スキレットの空間のなかで世界一周だ。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2009-04-21 01:29
| 草外道
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