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2009年 04月 27日

草仏教経済学(8) 地上デジタル放送

やっぱりなぁ と思った。

そう思ったのは、地上デジタル放送の広報のイメージキャラを
していた芸能人が、酒でヘベレケになって全裸になっていたことに
対する鳩山総務大臣のコメントのなかにあった。

やっぱりなぁ と思ったのは芸能人に対する 「叱責」 の部分ではない。

地上デジタル放送について
 「国民の皆様に大きな負担をしてもらわなければならないデジタル化なのに」
という部分である。

テレビの地デジ化が、国民にとっての大きな負担であることを認めた。
薮を突っついて蛇が出てきたような印象だ。

以前から、地上デジタルの広告というのは不思議な存在だった。

「このままではテレビは見られなくなりますよ」 

という柔らかい脅しがその内容である。

地上デジタルのメリット(双方向データ通信?高画質?電波状況?)というものには
ほとんどふれずに、この脅しがその広報の中心なのだ。

脅しを柔らかくできうるキャラクターとして、草彅剛は最適だったのだろう。
知名度が高くてもっともヤクザっぽくない芸能人でなければこの役はできなかった。

試しに、みなさんが想像するもっともヤクザ役が似合う俳優が
「このままじゃテレビ、見られんようになるけんな
さっさと新しいテレビを買わんかい」
というダイレクト過ぎる広告は、想像の世界でおもしろいだけで、
言っていることは同じだとしても成り立たないだろう。
なぜなら、国民の皆さんに大きな負担を強いることの広告だからだ。

ちなみに皆さんは誰(ヤクザっぽい芸能人)を思い浮かべましたか?
私は清水健太郎と白竜です。

しかし、どうもハッキリとは語られない地上デジタルのメリットにくらべて、
今までのテレビが今までのままでは使えないこと、
映像の表示が2秒遅れであることなど、デメリットの方が非常に明確だ。

特に、後者の2秒遅れに関しては、秒を争う緊急地震速報の意味も半減してしまうし、
スポーツ中継ではサッカーのゴールシーンなどデジタルの生中継でリプレーを
見るようなことでは臨場感に欠けてしまう。

2011年の途中から、脅されているとおりにうちではテレビを見られなくなる。
それでもいいか、と思う。
タモリ倶楽部 (テレビ朝日のプログラムでいちばんデジタル化が遅れた番組だ)
が見られなくなってしまうのは残念だが。

2011年から、学生時代以来久しぶりにテレビのない生活をして
(子どもたちにとっては初めてだな)
それがどれぐらい続くか試してみて、
テレビに飢えた状態になってからテレビに食いつこうと思う。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2009-04-27 13:52 | 草評


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