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2009年 06月 10日

コッヘル38番 竹の子ピザ

b0061413_166749.jpgイタリアに行ったこともないのに 「ピザはナポリが一番だ」なんて言うとイタリア以外の国々のピザ職人とナポリ以外のイタリア人が激怒するかもしれない。もうちょっと補足するならば「家でピザを作るにはナポリ式が一番だ」。 
これはラジオで聞いたのだが、ナポリのピザの特徴は、ピザ生地を小麦粉と水と塩だけで作ることだという。イーストとかオリーブオイルとかは入っていないそうだ。まあ、讃岐うどんだって、たぶん多くの名店が小麦粉と水と塩だけで作られているのに、小麦・水・塩という材料の吟味やその配合の妙や扱いで各店ごとに特徴やバリエーションを生み出しているので、シンプルな作り方であるから簡単だというわけにはいかない。 簡単だというわけにはいかないが、食べ物に限らず、何だか最近は足し算よりも引き算の方が上手くいく。小麦粉と水と塩以外のものは引いていく方針をとることにした。



「いろいろなものを混ぜてあれこれしないとピザ生地なんて作れないだろう」
という先入観を外しただけで、「やっぱりこれがいちばんじゃないか」と思えるような
ピザを作ることができる。家で、そのナポリ式のピザ生地を作ってくれるのは
主にシャラポア(妻・日本人)なのであるが、ナポリ式は経済的でもあるので、
ピザを食べる頻度は増した。分厚いピザ生地ではダメだけれども薄くしてもらうと 
「なるほど、余計なものはいらなかったかも」という気がしてくる。

このナポリ式は薄い生地をなるべくカリカリに焼くという方法が似合うのであるが、
ある日、シャラポアはそのピザのトッピングにスライスした竹の子をチョイスした。
引き算の末出来上がったピザ生地に、トッピングでトッビな足し算をしたわけだ。
サクッとしたクリプス感覚が、このカリカリのピザ生地と非常によく合う。
ナポリに竹やぶをつくりに行こうかなと思った。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2009-06-10 16:09 | 草外道


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