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2009年 06月 12日

コッヘル40番 竹の子のスパゲティ ジェノベーゼソース

b0061413_1351117.jpg同じパスタ料理、特にスパゲティでも前回のトマトソース(コッヘル39番)では竹の子を刻んだのだが、今回は竹の子の部分の形状に合わせ、なるべく縦長になるようにカットしてみた。チンジャオロースー(青椒肉絲・牛肉とピーマンの細切り炒め)のピーマンを切るようなイメージだ。最初はスパゲッティの太さに合わせてカットしていこうかとも思ったが、竹の子は部分によっては縦長に切りにくいので、そこまで徹底することはやめた。味付けはジェノベーゼソースの塩加減を確認した上で塩をプラスする。


b0061413_13514643.jpgジェノベーゼソースの登場は、コッヘル40番にしてすでに3回目になるのだろうか。そう、けっこうハマっているのだ。実は和食の「木の芽和え」の要領で山椒(うまい具合に寺の境内に山椒の木が一本ある)をすり鉢で擂ったものを使うか、ジェノベーゼソースにするか非常に迷ったのである。もともと和洋折衷なのだが和の方に傾くか洋(特にイタリア)の方に傾くかの大きな決断を強いられることになった。迷った末、最近ハマっているジェノベーゼソースの方をチョイスした。迷いを断ち切ったのは、木の芽和えを作る手間に比べて瓶詰のジェノベーゼソースを使うのが楽だったからだ。どうも難行道と易行道の交差点に立つとすぐに易行道を選ぶようになったなぁ。


b0061413_13521572.jpg自分で「完成度が高い料理」などと自画自賛なんかしちゃいけないが、「何だかずっと前からのスタンダードではないの?」というぐらい実に安心できる味だった。たまたまであるが 「イタリアン精進」 というべき精進料理にもなっている。  さすがに21世紀に入った今は、ほとんどいなくなったと思うが、20世紀後半には日本人と仲良くなると 「次の戦争はイタリア抜きでやろうぜ」 というジョーク的なフレーズを飛ばすドイツ人のおっさんたちがいた。日独伊三国同盟で、あのイタリアと日本が同盟国だったことがあったんだなぁ、と改めて思ってしまった。 この、何だかうまくいった日伊融合料理を食べながら、イタリア人にもドイツ人にも 「次は戦争抜きで組もうぜ」 と言いたくなってしまった。


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2009-06-12 13:57 | 草外道


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