2009年 07月 05日

コッヘル51番 コハダとガリの押し寿司

b0061413_16425472.jpg 前回、シャラポア(妻・日本人)の花寿司をご紹介させていただいたが、それに対抗するように開発したメニューが、コハダの押し寿司を作る際に、上にガリ(自作もいいのだが、今回は桜色の市販品を流用)を敷き詰めて押し寿司にするものである。 ヒントにさせてもらったのが、東京の阿佐谷のかつての名店、港寿司の隠れメニューであった 「コハダのガリ巻き」 というメニューだった。「コハダのガリ巻き」 は、港寿司の近所に住んでいる住職さんの大好物で、その住職さんはコハダのガリ巻きを 「切らないでね」 とオーダーし、その長巻き状になった寿司を軽くシェイクしながら上手そうにほおばり、日本酒を飲み、そしてまた軽く振りながらほおばるのだった。その住職さんは、いつもコハダのガリ巻きという隠れメニューだけを三回ほどオーダーし、あとはひたすら飲んでいるので、店側としては(お勘定には)決していい客ではなかったと思う。
b0061413_16432426.jpg しかし、その住職さんがいない時に、かつての港寿司で、その隠れメニューであるコハダとガリを合わせて巻いてもらった巻き寿司をいただいた時、「こんなに美味いものがあったのか!」 と感動してしまったのも事実である。最初はカッパ巻きや鉄火巻き同様に切ってもらい、それからその住職さんと同じく切らないままの巻きものをもらったのだが、なるほど切らない巻きものをシェイクしながらほおばる旨さというものにも目覚めてしまった。「美味い!美味い!」 と言いつつも、(これはあんまりお勘定を取れないんだよなぁ・・・)という表情の、サッカーの日本代表監督の岡田さんソックリの店主が苦笑いをしていた。 というわけで、その港寿司での思い出をアレンジして、コハダの上にガリを敷いて押し寿司を作ってみた。 鯖の押し寿司の上には、ととろ昆布を敷き詰めて押し寿司にしたものとセットにしたのだが、これはあっという間になくなってしまった。コハダとガリは黄金のコンビだった。(鯖ととろろ昆布も)


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2009-07-05 16:45 | 草外道


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