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2009年 07月 11日

南無阿弥陀仏とアメイジング・グレイス(4) 由緒編(2) オリビアのトリビア

オリビアを聴きながら、この文章を書いている。

尾崎亜美が作った 「オリビアを聴きながら」 のモチーフになっている曲は
歌詞のなかにも出てくる 「Making Good Things better」 というバラード曲らしいが、
「フィジカル」 とか 「ザナドゥ」 のような、ディスコでフィーバーするための
曲を想像しながら尾崎亜美ワールドに入っていくと、ちょっとおもろい。
ぎゃはははは、ジャスミンティーが似合わねぇ~ 幻が愛せねぇ~

さて、私にとって、ニュートンといえば、今は 「アメイジング・グレイス」 の作者の
ジョン・ニュートンを思い浮かべてしまうが、普通は、ニュートンといえば
万有引力の発見をはじめ数々の偉業を残した物理学者のアイザック・ニュートンで
あろう。

さて、中学生時代にオリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John )という
歌手が 「あの物理学者のニュートンの末裔だ」 というガセネタを信じたことがある。
「えっ?」 と思った。 私がそのガセネタをつかんで信じこんでしまった理由に、
1970年代のオリビア・ニュートン=ジョンに 「キレイなお姉ちゃん」 の幻影を感じ、
その奥に流れる知性のようなものに何らかの 「裏付け」 のようなものが入れば
より偶像崇拝ができるように思えた心理があったのだろう。
私にそのガセネタを植え付けたのは中学時代の同級生でオリビア・ファンのM君だった。
M君がどこからそのガセネタをつかんできたかは不明だが、今、なぜそのようなガセが
生まれたのか、その理由がわかる。

オリビア・ニュートン=ジョンは、オーストラリア出身のイメージが強いが、
イギリスのケンブリッジ生まれである。お父さんはケンブリッジ大学の教授だ。
ただし、物理学ではなくドイツ語の先生だ。
オリビアが5歳の時にそのお父さんがオーストラリアの大学で教えることになって
家族で移住したのだ。
そして、「オリビアのニュートン末裔説」 というガセネタの出所になったのは、
おそらくケンブリッジ大学教授であったお父さんのせいではなく、
オリビアのお母さんのお父ちゃんがドイツのノーベル賞受賞物理学者である
マックス・ボルン (Max Born)であることに起因すると思われる。
1926年量子力学の確率解釈(統計的解釈)を発表し、
量子力学、特に波動関数の確率解釈の提唱によって
1954年にノーベル物理学賞を受賞している。
♪ Physical! あぁ~フィジカル、フィジカルぅ~

オリビアはこのマックス・ボルンに 「おじいちゃ~ん」 と言って抱きついて
いたのだろう。 顔は、似ているところを探す方が困難なくらいだ。


サッと書くつもりだったが、なんせオリビアを聴きながらなのでマクラが
長くなってしまった。

さて、アイザック・ニュートンの 「リンゴが木から落ちるのを見て引力を発見した」
というエピソードはガセネタであるというのが通説だ。
「ワシントンが桜の木を切ったのは私ですと言った」 とか、
「豊臣秀吉が織田信長のワラジをフトコロで暖めた」 など、
イギリスに 「江戸時代や明治時代の講談師」 がいたのかどうかは別にして、
偉人に関するショート・ストーリー・テラーがいたというように思われる。

ただ、アイザック・ニュートンの家(今も保存されているそうだ)にリンゴの木が
あったのは事実であり、アイザック・ニュートンが 
「鋭い観察を日常生活のなかでする」 という気質であったのも事実のようだ。
その気質を5歳の子ども相手でもひと言で語り継がせるために、そして
引力という概念を子ども相手にでも教えてやるために
「ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て引力を発見した」
という短いストーリーが生まれたのだろう。

昨日のジョン・ニュートンという人の話から 「何ちゅう脱線をしておるの?」
と言われていそうだが、今日のブログ記事は伏線として大事なのだ。
「5歳の子どもにもわかる」 という世界も大事なのだ。

「南無阿弥陀仏とアメイジング・グレイス」 のお話を、
次は なるべく 「聖書の非神話化」 「越後の親鸞聖人伝説」(七不思議)という
方面にもっていきたいと考えている。

あ~、お腹空いたなぁ と思って冷蔵庫の野菜室を引くと、
リンゴを発見した。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2009-07-11 06:36 | 草仏教


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