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2009年 08月 10日

コッヘル60番 ぷりぷりエビチャーハン

コッヘル60番 ぷりぷりエビチャーハン_b0061413_1925075.jpg コッヘル59番のレタスチャーハンのレタスは、写真を撮るタイミングが微妙に早すぎた。このコッヘル60番は エビチャーハンなのであるが、ここに添えたレタスがレタスチャーハンとしてもいい感じである。 火を止める直前にレタスを投入し、最後の仕上げのかき混ぜを数回やって盛りつけてレタスの状態はちょうどよくなる。 さて、チャーハンに投入するエビはちょうどいい火加減でありたい。しかし、チャーハンを作る行程でエビもいっしょに炒めるというのは難しいことのように思えるので、チャーハンそのものを作る前にエビにちょうど良く炒めておいてレタスの少し前に投入する。エビチリ(コッヘル19番) の時と同じく、エビを中華鍋などに投入する時には 「ブラック・タイガー!」 と叫ぶことにしている。これは、ブラックタイガー以外の種類のエビの時も、最近は必ず口にしてしまう呪文のようなものになった。

コッヘル60番 ぷりぷりエビチャーハン_b0061413_19254494.jpg とてもバカな儀式ではあるものの、中華料理、特にその本流の中心になるチャーハンのように強火で作る料理には、バカっぽいぐらいの 「元気」 も味のうちに入る。味加減と同時に、そのバカさ加減もとても重要なものになると私は考えている。精神論かもしれないが、暗い顔で焼いたバーベキューは美味しくない。 「ブラックタイガー!」 と叫べるぐらいのアホなパワーをもってして、中華の強火を制することができるのである。 ちなみに言えば、化学調味料 (商品面で言えば 味の素 です) の乱用はしないようにしているが、チャーハンだけには味の素を必ずといっていいほど使用する。 以前、化学調味料をまったく家庭内から排除しようとしたことがあるが、自分の作ったチャーハンに 「何だか元気のない味だなぁ」 と感じ、「健康のためにラーメンやチャーハンを食べるのではないよなぁ・・・」 ということを強く自覚した。 強火を元気で制御し、味の素を入れたチャーハンを 「ウマイウマイ、これ、これ!」 と言ってレンゲでほおばっている間は健康そのものだ。


マーヒー加藤

コッヘルバックナンバー

by kaneniwa | 2009-08-10 19:45 | 草外道


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