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2009年 09月 22日

コッヘル82番 孫茶 (なめろう茶漬け) 

b0061413_013958.jpg コッヘル81番の なめろうでお茶漬けをすると 孫茶 というらしい。 なめろう を焼いたものを サンガ といい、これは なめろうを作った時にはいつもやろうとするのだが、なめろうが大好物なので出来ないでいる。 孫茶 というネーミングがおもしろいので、今回、なめろう歴15年にして初めてやってみた。 やってみたら 「なぜ、今までやらなかっただろう?」 という気持ちになってしまった。考えたら、最近はご無沙汰しているものの 鯛茶(鯛のお茶漬け)などは大好物であった。 鯛茶をはじめワサビをのせるとものすごく合うお茶漬けは多いが、この孫茶の場合はすでにたっぷりと入っているショウガがスパイスでありアクセントになってくれる。熱いお茶を注ぐことでタタキ状の鰺(アジ)からは豊富な出汁が出てくる。 なめろう の味付けの基本は味噌なので当然なのだが、鮭の味噌漬けでお茶漬けをする時のいい香りが漂ってくる。そして、鮭の時よりもいい意味でワイルド。

b0061413_02957.jpg 写真は なめろう。 この写真をコッヘル81番に投稿するつもりだったのが間違えてしまった。写真の差し替えをするのが面倒なのでここに掲載する。 この写真を撮って食卓に運んだ時点では、全部を なめろう としていただくつもりだったのだが、孫茶 もやってみてよかった。 新鮮な刺身状態の鰺とは縁がやや遠い京都などのお茶漬けとはかなり異質なものではないかと思う。 新潟県は、魚などの海の幸には恵まれているところだが、お茶漬けというものは文化的に馴染みが薄い土地柄のようだ。(近年は少し事情も変ってきた) これは、お茶漬けが嫌われるというよりも、新潟県産のお米に対する愛着という要因も大きいと思う。今回、孫茶をやってみることができたのもちょうどいい具合の分量の冷やご飯が残っていたからで、さすがに炊きたての新米なんかだったらお茶漬けにはしなかったと思う。

b0061413_023418.jpg 「京都ぶぶ漬け伝説」 についてふれておきたい。お茶漬けのことを京都でぶぶ漬けというが、「ぶぶ漬けでもどうどす?」 と勧められて禁断のぶぶ漬けを食べてしまったら最後、帰った後で 「早よ帰ってぇなぁという意味で言ったのに、あの人ホンマにぶぶ漬け食べていかはったでぇ、あつかましいなぁ」 と散々悪口を言われてしまうという伝説である。 これは宴たけなわのホームパーティのさなかに 「そろそろコーヒーでも沸かそうか」 と言われるよりも100倍怖い。 実際には、ギャグで 「ぶぶ漬けでもどうどす?」 と言うこと以外には使ったこともないし言われたこともないフレーズだ。 (いや、まてよ、言われた時のことを思い返せば、もしかしたらギャグではなかったのではないか・・・という疑念が今はたらく・・・) ともかく・・・(青字の部分に自分で冷や汗)、京都からお客さんが来た時には 「ぶぶ漬けでもどうでっしゃろ?」 と言ってみたくなる 孫茶 であった。   


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2009-09-22 00:49 | 草外道


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