2009年 10月 25日

コッヘル90番 コッヘル湯豆腐

b0061413_0282327.jpg コッヘルの底に昆布は敷いているものの、写真はモノクロでも良かったかなというぐらい色がないなぁ。昆布が写っていてもモノクロか。けど、今の時代はモノクロの方がかえって面倒だもんな。湯豆腐をコッヘルでやってみた。土鍋並に冷めないし、フタもできるし、「ちょっと湯豆腐が食べたい」 という時にはいいかも。さすがに豆腐一丁分を入れるとコッヘルのなかで窮屈そうではあった。 でも、湯気はいい感じに出てくる。 いつの間にか湯豆腐で熱燗の季節になっているなぁ。 湯豆腐は、味もモノクロームのような気がする。湯豆腐の悪口を言っているのではない。ほめているつもりだ。モノクロ写真は色抜きでかえってイメージをふくらませてくれる。湯豆腐の味には色彩的なものはないけれども 「陰影がある」 という要素があるように思える。

b0061413_028587.jpg 豆腐をとりだして別のコッヘルに置いて醤油を落とす。やっぱ写真に色がないなぁ。モノクロームの世界だなぁ。薬味ぐらいは用意すれば良かったかなぁ。 しかし、これもよく言えば、純白の豆腐に醤油を落とせば水墨画の世界が広がる。いや、水墨画というには前衛が入りすぎで、禅画やロールシャッハテストの方が近いかな。 「この醤油の模様、何に見えるかな」 というやつである。 娘と息子が講読してる 『毎日小学生新聞』 の4コマ漫画の チビルくんで、 おじいちゃんが最新の薄型液晶テレビを買ったけれども見ているのはDVDで昔の白黒映画ばっかりだというのがあった。 何だかわかるなぁ。湯豆腐一辺倒というのも嫌だけれども、白黒の世界に浸ってみてカラーの良さもわかる気がした。 


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2009-10-25 01:21 | 草外道


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