2009年 10月 31日

直接民主制の可能性

町村総会(ちょうそんそうかい) という言葉を検索していたら、
とてもおもしろかった。

いわゆる 「平成の大合併」 といわれるものによって
日本には新しい市が増えに増えて町や村というのは
少なくなってしまったのだが、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第94条及び第95条によれば
町村においては、(市ではダメだ) 条例によって、議決機関である議会を置かずに
それに代えて選挙権を有する者の総会を設けることができることになっているのだ。

逆にいうと、選挙権を有する者の総会を設ければ、議会というものを設置しなくていい。
こうなると、町議会選挙や村議会選挙というものがないのに選挙権を有する者という
ことにも軽く矛盾を感じるが・・・そうか、議会の代りにその制度の上での
町長や村長は選挙で選ばなくっちゃね。

この 「町村総会」 というものが実際にあった例はあるのか?
神奈川県足柄下郡芦之湯村(現在の箱根町の一部)と
東京都宇津木村(現在の八丈町の一部) の2例がある。

宇津木村では1947年から1955年まで総会が設置されていて、
それ以後は日本のどこかでこの 「町村総会」 というものが開かれた
ことはない。 

平成の大合併で範囲も人口も増大した市に吸収されたケースが多いという
ことも考えると、この地方自治法による 「町村総会」 というものは法律自体が
消えていく可能性もあるが、もしかしたらふとした拍子に脚光を浴びるという可能性も
少しあるような気がしてきた。

まず、2006年に長野県王滝村で議会決議で否決されたものの
町村総会の設置を試みる案が提出されている。

さらに、自分の住んでいるところがそうならないことを願うが、
合併して市になったものの総人口が3万人を割っていくほどに
減少していき、町や村に格下げせざるを得なくなるところもありうる。

そんな時、インターネットでもただの掲示板などでは2ちゃんねるみたいに
なってしまう可能性もあるので、ミクシィのような SNS (ソーシャルネットサービス)
を、ミクシィの流用では誰が入ってくるかわからないので専用の SNS を
立ち上げ、 町長さんか村長さんを管理者としながら1年かけて町や村の
諸問題について論議し、議題を採択し、本番の 「町村総会」 は室内に
入りきれる場所がない場合にはアウトドアでということも考えられるが、
SNSで選択して絞った議題の可否のみを問うようにするか、
そして何らかの方法で有権者の本人認証ができるような方法で
すでに議案の可否までもインターネット投票でできることができる時代に
なれば、「町村総会」 はアウトドアでの大懇談会スタイルでもいいわけだ。

そうすると、直接民主制だなぁ。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2009-10-31 03:05 | 草評


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