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2009年 11月 08日

30GB の車載HDが満杯になる

b0061413_2243497.jpg 2年ちょっと前に車を購入した際に 「付属の車載HD(ハード・ディスク)はCDにして100枚分ぐらいは入りますから」 と言われていた。車のなかで再生したCDは設定により自動的にHDが読み込んでいて、カーオーディオに関しては漠然と「これなら10年先まで大丈夫だろう」 と思っていたら、満杯になっていた。 まず、フルトベングラー指揮ベルリンフィルのベートーベンの交響曲第九番をカットする。第九は車のなかで聴く音楽じゃないもんな。車のなかで聴きたいクラシック音楽であるバッハのブランデンブルグ協奏曲なんかはまだ入れていないということにも気がつく。 HDにCDの音源を入れることは走行中に自動的にできるので楽だったのだが、曲を削除する作業は停車中にアイドリングをしがならであり、けっこう手間がかかるものだと知った。 第九の他、特に音楽関係はファンの方が読んでいらっしゃるのでなかなか書きにくいが、18曲ぐらい入ったアーティストのベスト盤のようなものは、その18曲のうちの6曲ほどを削除して12曲ぐらいにした方がむしろ 「グッと良くなった」 と思わされる。カットしてみて聴く機会が増えたものがけっこうある。 CDを通じて物語性があるコンセプトアルバムのようなものは削除がしにくいのだが、JAZZの名盤などはCDでボーナストラックのようなものが入っていて、そのボーナストラックというものは演奏者本人が好んで収録したものではなく、ほとんどがアナログディスクも持っている人にもCDを買わせるためにレコード会社が無理に編集してねじ込んだものが多いので思い切ってカットする。 ボーナストラックをカットしただけでグッと良くなったものが多い気がしている。 ただ、この作業、思ったよりも難航している。 ロバート・ジョンソンのCDなど、ひとつの曲の複数のテイクが収録されており、この機会だからマイ・ベスト・テイクを残して削除しようと思って聴き込むと、みんな味があってどれがマイ・ベスト・テイクなのかわかんなくなっちゃう。 消そうと思った曲も、消すことを前提に何度か聴いていれば 「おお、これはもしかして隠れた名曲というものではないか」 などと感じはじめてなかなか消せない。 HDに入れる時の何倍もの時間を費やして、「まさに消去法」 というやり方でHDのなかの音楽を消して容量を増やしていく。 30GBもあるなら安心だ、と思ってから2年でこの状態である。 「もっと容量を!」 というよりも 「自分の音楽を聴く姿勢の何かが間違っていたのではないか」 と感じさせられる作業だ。 しかし、多くの時間を費やす作業であるのだが 「何かの音楽祭の審査員になった気分」 というものも、少しだけ味わっている。楽しくて苦しい。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2009-11-08 22:32 | 草評


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