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2010年 02月 28日

私の勘違い ピンから切(キリ)まで

昔(10年以上前)、スナックやキャバクラなどカラオケの置いてある店で飲んでいる時、
酔った勢いで 
「どんなジャンルの歌でも歌ってやるので曲を入れてくれ」
と豪語していた時代があった。



「軍歌」 というリクエストに
「月月火水木金金」 というキリスト教的安息日概念を完全に破壊する
歌で応えたことがある。

私としてはほぼ完璧に歌いきったつもりだったのだが、
なんせリクエストした人も私の仲間も本歌を知らないので
「いい加減に適当に作って歌ったんじゃないのか?」
と言われた。
この時、店の片隅で飲んでいた老人 (隅の老人と呼ばれていた)
が私の席にやってきて、
「見事だった」 と言って千円札のおひねりを私にくれて店を出ていった。

続いてキャバ嬢からリクエストされたのが
 「hyde(ハイド)の曲を」
というものだった。

hyde(ハイド)は、L'Arc~en~Cielのヴォーカリスト、
および自身のソロ・プロジェクト「VAMPS」のヴォーカリスト
であるのだが、この L'Arc~en~Ciel あたりが私の
苦手分野である。

この時、私は hyde(ハイド) を知らなかった。
今でもハッキリと認識しているとは言い難い。

「ああ、ハイドね、俺、昔からハイドの大ファンなんだ」

といいながら DAM通信カラオケシステムの分厚い冊子をめくりながら
その入力番号を伝えた。

歌った曲が 自切俳人(じきる・はいど)&ヒューマンズーの
「孤独のマラソンランナー」 
で、イントロで 作詞・作曲 自切俳人 とテロップが出たのを指さし、
「ほらね、ハイドの曲だろ ♪ 若者は走るぅよ~」
と歌いだした。
ちなみに自切俳人の正体はフォーククルセダースの北山修。
精神科医に専念する以前、2年ちょっと自切俳人名義で
ラジオのパーソナリティと音楽活動をしていたのだ。

キャバ嬢たちからは 「違う!違う!」
と、hydeの方の存在を教えてもらったのだが、
私よりやや年上世代のお客グループが、やはり帰り際に
「孤独のマラソンランナー、良かったよ。
ここで聴かなかったら忘れてしまう歌だったよ」
と私に声をかけてくれた。
おひねりはなかったものの嬉しかった。


最近、法事に来ていた若い女性と音楽の話になった時に
「どんなミュージシャンが好きですか?」 と尋ねたら
「ご存じないと思いますが、私はピンクのファンで・・・」
と言った。

「私もピンクのファンですよ」 と言うとその女性はビックリした顔をしていた。

「ピンクフロイドでもピンクレディーでもなくピンクですよね、
私はずっとファンですよ」

と言うとますますビックリしていた。

ただ、私も 「ピンクが好きだ」 という若い女性に出会って軽く驚いていたのだが、
私の頭のなかにあったピンク(PINK)は
ビブラトーンズ(近田春男)に在籍していた
福岡ユタカ、矢壁アツノブ、ホッピー神山を中心として
東京ブラボーの岡野ハジメ、爆風銃のホッピー神山・スティーブ衛藤、
ショコラータの渋谷ヒデヒロというメンバーで1983年に結成され、
1980年代を通じて活躍し、知る人ぞ知る存在であったPINKである。

ちょっと考えると、このPINKが活動を凍結した頃あたりに生まれた
女の子がそのファンになっていくということは、ありえないことではないけれども
相当に珍しいことではあるはずだ。

つい最近になって、ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)の
ハイチ震災救済を目的とした2010年のキャスト版のテレビ放映を見て、
そのなかに P!NK (ピンク) という魅力的な女性ヴォーカリストがいるのを
発見した。

そうか、どうりで驚き合ったものの話がかみ合わなかったはずだ。
このピンクだったのかい。

しかし、こういう形ではあるものの、
hyde(ハイド)を見出した・・・まだ認識していないか・・・
時よりも P!NK と出会えて良かったなぁ。
素晴らしいヴォーカリストだ。

ついでにいえば、久しぶりに日本のバンドである PINK を
再認識させてもらえて、本当に良かったなぁ。



マーヒー加藤 
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by kaneniwa | 2010-02-28 14:43 | 草評


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