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2010年 06月 30日

2010年11月のブログ記事  受験生に英単語記憶術を捧ぐ

b0061413_4433122.jpg この草仏教ブログ、実は数人の高校生も読んでくださっている。そのなかには来年入試に挑むという方もおられる。 そのなかでマーヒー加藤がやった英単語(英熟語もある程度いける)の記憶術が役に立つ人が一人でもいれば幸甚だと思い書いてみることにした。半休養中でアクセスは減っているとはいえ、このブログは英語圏に住んでおられる方々で読んでくださっている方もいらっしゃり、しかもそのなかには語学教育の専門家もいらっしゃる。自己流の記憶術を開陳することは勇気も要るのだが勇気を出すことにした。 まずは高校3年生の私自身の経験から。昭和57年ぐらいの話であるが、CONVENIENCE という言葉が 『試験に出る英単語』 にも載っていたが、これがなかなか覚えられなかった。ところが当時、いわゆるコンビニといわれる実体があるもの、セブンイレブンやローソンなどが台頭してきて、このCONVENIENCEをすぐに覚えることができた。 CONVENIENCEを 「便利」 だとか 「利便性」 などの抽象観念で頭に定着させようと思っていた時にはまるで頭に入ってこなかったものが、コンビニエンス(これだけでローソンなどを言い表すのは和製英語だとしても)という実体のあるもののなかに1回でも入ったら、その実体は私にCONVENIENCEを認識させてくれたのである。



「心」 という文字が入った漢字は 「恩、思、悲、徳、志、悪」 などなど
手元の漢和辞典でも50種類以上はある。『諸橋大漢和』 などをひけば
それこそ数えるのが嫌になるほどある。
そのなかで、実際に手で触れる実体があるものは 「窓」 ぐらいだろう。

漢字ではなくアルファベットの組み合わせである英単語の場合、
実体がないもの、つまり手で触れないものは覚えにくくて当然だと思う。

明治時代、HOTEL とか CHEESE とかは訳せなかったんだな。
HOTEL を 多機能旅籠  CHEESE を西洋醍醐 などと
無理をすることも選択肢のひとつだったのだろうが、
そんな無理をするよりも HOTEL の方はイギリス人設計士によって
帝国ホテル という実体を建立し、CHEESEの方は実物を輸入して咀嚼した。

逆に、明治人は大変だったけれども 「言葉を造っていける」 という利点もあった。
ORGANIZATION などは充当できる日本語がなく 「組織」 という言葉を造った。
明治時代の書物に、この 「組織」 に 「からくり」 というルビがふられているものが
あった。なるほど、人体の組織などについては 「からくり」 である。

上智大学とかICU(国際基督教大学、学食は信じられないほどの旨さだ)とか、
南山大学とかの入試問題はちょっと毛色が違うとして、
多くの大学の入試問題にいまだに出てくる評論系英文のキーワードになるような
抽象観念英単語をどう覚えるか? その要諦を述べれば、
「頭のなかで実体を作ってしまうのに限る」
というのが私の記憶術である。
つまり、

1、 その言葉を名前(ニックネーム)にしているのは
   どんな人間か。

2、 その言葉をバンド、楽団の名前にしている集団は
   どんなジャンルの音楽を奏でるか。

3、 その言葉がタイトルになっている小説や楽曲は
   どんなんだ?

4、 その言葉を看板に掲げる場所があったとしたら、
   それはどんな店舗や工場か?何を売ったり造ったりしてる?

5、 その言葉を名前として与えられた競走馬は
   強そうか? どんな脚質か?

と、だいたいこの5つのうちのどれかに当てはまるか考えているうちに
覚えられるものも多いと思う。

さらに覚えにくいものはノートを作ろう。
まったく白紙のノートがいいな。
無印良品の4コマ漫画を書くための再生紙ノートなんかもいい。

1、ならTシャツの形を書いて、そこに英単語のスペリングを書き込む。
イメージが定着したら、その言葉から浮かぶ人の顔をTシャツの上に
描く。その結果、ポロシャツが良ければTシャツに襟を描き加えればいい。

2、3 ならば本やCDジャケットのイラストを描いてその英単語を書く。
ライナーノート形式や目次形式で一度に20ぐらい覚えちゃう手もアリだ。

4、は看板で 5、は馬用ゼッケンの形を書いてから書き込む。

やっぱ人間である限り 1、のTシャツプラス顔という実体イメージが強力だ。
お金がある受験生はTシャツを500枚ぐらいオーダーしちゃいなさい。
予備校の冬季講習よりも安くつくかもしれない。

マーヒーは、競走馬を何頭も手に入れて
覚えにくい英単語の名を与えるか。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2010-06-30 05:50 | 雑草


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