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2011年 01月 23日

コッヘル128番 柑橘満喫紅茶

b0061413_15432565.jpg 劇場版2の宣伝でもあるのか、年末年始にテレビドラマの『相棒』の再放送が一挙にあった。それを録画しておいたものを今頃になって家族で少しずつ見ている。調律師が犯人だった回(これはコロンボ式の展開だったのでネタバレではないだろう)で、水谷豊がショパンの「英雄ポロネーズ」を弾いたのにはニヤッとしてしまった。まだ水谷豊が「熱中先生」になる前の1977年のドラマ「赤い激流」で主演をした彼は、毎朝音楽コンクール(フィクションですよ)の予選での課題曲としてこれを弾いたのだ。水谷豊は200万円でグランドピアノを購入し、自宅でもピアノを猛特訓する役者魂を見せた、というどうでもいいような情報も、なぜか忘れずにいた。『相棒』の方での水谷豊「英雄ポロネーズ演奏図」をじっくりと見ていたら、音は完全にシンクロしていなかったのでたぶん吹き替えながら、指の動きが「ほぼシンクロ」していたので大したもんだぁと思った。水谷豊は「赤い激流」の演技を忘れずにいるのだ。指さえも。

b0061413_15435651.jpg 12才の娘も「相棒」にはハマッているのだが、軽くショックだったのは水谷豊のことを「おじいちゃん刑事」と呼ぶことだった。「おいおい、そのおじいちゃん刑事の実生活での奥さんはお前も大好きな元キャンディーズの伊藤蘭ちゃんだぞ!」と言うと、今度は娘の方が軽くショックを受けたようだった。 どうでもいいような前置きが長くなってしまったが、とにかく家族で「相棒」を見ていると、杉下右京(水谷豊)がとにかく何かにつけて紅茶を飲んでいるので、我が家での紅茶の消費量が大幅アップなのだ。「相棒」って、トワイニングやリプトンがスポンサーだったけ?それとも東インド会社(古ぅるう!)だっけ? ともかく、我が家では「はいっ?」と疑問系でのYESを言うセリフと紅茶が遅れてきた大ブームになった。そこで思い出したのが、20年ほど前にイギリス人から教わった「パーティ紅茶」である。

b0061413_15442983.jpg 一人暮らしの頃はなかなかできなかったことなのだが、サーバー(パソコン用語が台頭してくるまではサーバーといえば写真のコレだった)に手当たりしだいの柑橘や果物を入れ、その上から熱々の紅茶を注ぎ、しばらくしてから飲む。砂糖はお好みで入れても入れなくてもいいが、私はほんの微量を入れると「具」がひきたつ感じがしていいと思う。この薪ストーブのウォーム・アップ・シェルフ(棚)というものも、飾りじゃないのよ。沸騰寸前の95度ぐらいをずーっとキープしてくれて実に実用的なのよ。「具」から出る「ダシ」が決め手だ。いろいろな取り合わせでその時の「ブレンド」を楽しむのがいいが、一押しは「キウィ」である。紅茶のなかの緑も美しいし。紅茶は、アールグレイだのダージリンだのの単品より、一押しはHELADIVの「イングリッシュ・ブレイクファスト」(ENGLISH BREAKFAST)である。どんな柑橘や果物にも合う感じがする。もっとも、こんなのは好みの世界のことではあるが、自分にとっての定番のようなものがあって初めてその時の「出会いの妙味」というものが味わえると思う。しかし、紅茶の世界は「午後の紅茶」(キリン)だの「ブレイクファスト」(HELADIV)だの、宅急便ではあるまいし時間指定みたいなものをして来るのか?ささやかな反抗として午前中に「午後の紅茶」のミルクティを飲み、夕食後に「イングリッシュ・ブレイクファスト」でこの紅茶を飲み、「相棒」を見る。


マーヒー加藤 

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by kaneniwa | 2011-01-23 16:27 | 草外道


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