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草仏教ブログ

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2011年 02月 23日

スキー場と音楽

スキー場と音楽_b0061413_5315480.jpg 大会参加など競技としてやっていることもあって週に1回はボーリング場に行くという人がいる。ボーリング場ではJポップの新譜を中心にしたBGMが常に流れているので、そういう人は私と同年代でも新譜をよく知っている。パチンコはご無沙汰しているのでよくわからないが、まあ同じような感じかもしれない。私の場合、スキー場というところが新譜を耳にする場である。季節が1月と2月中心だから年末の紅白歌合戦でちらっと聞いた曲のリフレインということが多い。今年の場合、EXILEの「I Wish For You」あたりがいちばんヘビィにローテーションされていた感じがする。あとはAKB48とか。Superfly あたりがかかると彼女特有の「荒野を行く感じの豪傑ソング」がアドレナリンをかすかに分泌させてくれる感じがするが、基本的にはスキー場でBGMは邪魔だ。もしもゴルフ場でこんなにBGMがガンガンかかっていれば、プレーしている人はみんな怒るだろう。スキー場でのBGMはJポップの新譜というか最近のものが中心なのだがゲレンデごとに洋楽だったり、古典的にヨーデルだったりする。どちらにしろ、音が邪魔だなぁという気がしてBGMがない上級者コースの斜面に行くか、あるいはそれとは対極のゆるやかな林間コースを滑る。 9歳になったばかりの息子は、滑るごとに上手くなる。昨年の息子は「ボーゲンを極める」というような方向性に行きそうになっていたので春スキーに山形の蔵王スキー場に連れていった。正解だったようですっかりとスキーのおもしろさに目覚めたようだ。普段はかなりの食いしん坊であるが「スキーに来たらおもしろくて昼ご飯なんか食べる時間がもったいない」と、普段では信じられないようなことを言う。 私は腹が減ったので何か食べようと思ったらカップ麺の試食コーナーがあった。背脂濃いコク醤油味というのは、この状況で食べたら当然美味しい。とてもカップ麺とは思えない。今回は試食だから無料だが、値段も普通に考えるカップ麺の倍以上で、やっぱりとてもカップ麺とは思えない。しかし、いつも思うがスキー場にマクドナルド、富士そば、サイゼリアなどが普通にあればいいな。季節限定の出店ということになってしまうが、普通の偉大さというものを十二分に認識することができて、普通にやるだけで息が長い宣伝になると思う。 BGMは邪魔だと思っていたが、ナイタースキーを除く営業終了の間際にナット・キング・コール「アンフォーゲッタブル」が流れた。滑りまくって満足顔の息子の横顔と夕暮れ時のスキー場にこの曲だけはちょっと余韻をひいた。

マーヒー加藤

by kaneniwa | 2011-02-23 06:29 | 草音


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