2011年 03月 10日

名曲草鑑賞 (23) 地中海の舞踏 (Mediterranean Sundance )



地中海の舞踏 (Mediterranean Sundance )という曲がある。

この動画、無断借用である。
ただ、この動画は昨年の7月にアップされて以来、再生回数が500回に満たない。
しかも、そのうち20回ほどは私のパソコンからの再生なので
信じられない気持ちになった。
演奏者の カルディメオラ&ヨコデルシアwithクマ・デ・ラ・ジャンベ
を調べると、練馬区を中心にたまに活動をされている方々らしい。
三者とも、まず本名ではないと思うが、心から感動しての引用であると
いうことで、どうかご了承いただきたい。

アル・ディ・メオラ(Al Di Meola)
ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)
パコ・デ・ルシア(Paco De Lucia)

という組み合わせでの名演をはじめ、この一週間、
なぜか アル・ディ・メオラの投稿動画を追いに追った。
(その結果、偶然にカルディメオラさんたちの演奏をみつけた)

この曲を、10代の頃(30年前)初めて耳にした時には、
どうしてもアル・ディ・メオラの出す音ばかりに耳がいった。
スティール弦とナイロン弦の違いもあるが、アル・ディ・メオラの
オベイション(スティール弦ギター)から出ていた音はド派手で
「超絶技巧」だと思え、その技巧が「どうだスゴイだろう」
という自慢だけのためではなく、ちゃんとグルーブ
(グルーブという言葉はEW&Fの大ヒット曲が出るまでは一般的ではなかった)
として機能している。

ところが、年を経るにしたがって、この曲を聴くたびに
パコ・デ・ルシア のクラシックギターから出る音の方に
より魅力を感じるようになっていった。

これは、ただ単に音色への嗜好が変わってきただけだと思っていたが、
YouTubeでのアル・ディ・メオラの映像、特にいろんな人と組んで
「地中海の舞踏」をやっているものを見てみた。
アル・ディ・メオラは、ラテン色が強い早弾きを得意としつつ、
やはりJAZZ畑の人であるから、誰と組むかで演奏が変わってくるのは
ある程度当然としても、違うもんだなぁ。

その結果、わかったことは、やはりパコ・デ・ルシアの凄みである。
パコ・デ・ルシアがアル・ディ・メオラに「スペイン風」を送っていた。
それに応じてアル・ディ・メオラはアドレナリンを全身に分泌していた。

ヨコデルシアも、横でカルディメオラにLOVE注入している。

当たり前のことであるが、誰といっしょに演奏するかは
誰といっしょに旅行に行くかということぐらい重要だ。

俺の剛速球(剛即興)を捕ってくれるキャッチャーはいないか?



マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2011-03-10 00:05 | 草評


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