草仏教ブログ

kaneniwa.exblog.jp
ブログトップ
2011年 03月 23日

風評被害(かどうかはまだわからない)の最悪の結果とは

風評被害の助長というものにつながる可能性がある記事については、
ブログ記事を書くことを差し控えてきましたが
東京都水道局の発表をさっき聞いて、書かざるを得なくなりました。

特に妊娠中のお母さん、幼い子どもを育んでおられるお母さんたちには
「平静に」と言ってもそれは酷です。
「その水で作った粉ミルクを数回与えても害はない」
と言われても、粉ミルクなら一日6回は赤ちゃんに与えるでしょう。

飲食店も、お客さんの目の前で新品のペットボトルの水を開けて出すのでは
なくては水を飲んでもらえません。スープもそうです。
家庭にお客さんがやって来て、お茶やコーヒーを出す時も同じです。
そして、被災地の避難所では水が不足しているところが多いというのは
ご存じのとおりです。

病院では患者さんに薬を飲ませるための水をどうするのか、
医師や看護師さんたちは心を痛めているでしょう。

これだけは書きたいということを書きます。

最低最悪の風評被害(かどうかはまだわからない)の結果というものを考えると、
それは堕胎と自殺です。
チェルノブイリの原発事故の、もっとも悲惨な結果は
ヨーロッパ諸国で、しかも知的レベルが高いと言われているような
国々で、妊娠中の女性の堕胎が相次いだことでしょう。
生まれて来た子どもに異常があったとすれば、
必ずやその関連性を疑ってしまうこと自体、原子力と、その発電は大罪です。
原子力発電に反対してきた人も、それを徹底できなかった罪があります。

チェルノブイリ事故当時のソ連が秘密主義であるということはありましたが、
実際に、チェルノブイリ事故直後に生まれてきた広範囲のお子さんたちが
白血病や先天性異常になる率が高いというちゃんとしたデータは見たことがありません。
少なくともはっきりとチェルノブイリ事故の放射能汚染が確認されたヨーロッパ各国の
データでも見たことがありません。
いちばん哀れに思うのが、堕胎して後悔しきれない後悔をした親たちです。

自殺は自分の「思いこみ」が自分を殺します。
ビルから飛び降りた人の映像を見たことがありますが、
「思いこみ」は死を選んでいても、体は本能で最後の最後まで
全身のすべてで生命を防御して生き延びようとしています。
脳は死にたがっていても身は生きたがっています。

おなかのなかの赤ちゃん本人もそうでしょう。
赤ちゃんは、最後の最後まで生命力を燃やします。
それを殺すのは脳のなかでの思いこみであって、
思いこみの底にある本能の罪悪感はずっと残ります。

風評被害といわれるものの風評が悲観的すぎるのか、
あるいはまだ楽観的なものなのか、それはわかりません。
悲観的な方の考えでいくと、雨雲から降った雨に含まれていた
放射能が原因だとすれば、琵琶湖だって安心できません。
沖縄だってわかりません。

ただ、自分の思いこみで最悪の判断をすることだけは避けてください。

マーヒー加藤


[PR]

by kaneniwa | 2011-03-23 16:01 | 雑草


<< 正義は風まかせ?      橋幸夫さん67歳の新聞投稿 >>