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2004年 12月 24日

迷信と迷信ではないもの

ちょっと前の話になるが、12月15日にテレビを見ていた。
普段ならまず注意して見ることはない「答えてちょーだい」という
番組である。ただ、その日はお葬式でのハプニング特集という
ことであった。

ある88歳のおばあちゃんが病院で亡くなられる際に、
「お葬式は絶対に家でして欲しい」という遺言を孫娘さんに
残された。

その遺言どおりに家でお葬式をつとめると、お通夜と葬儀の
間、3月の季節はずれのホタルが一匹、ずっと幕にとまって
いたという。

さらに、葬儀を終え、暗闇の中を駐車場まで戻ろうとすると、
そのホタルが「私についてきて」とばかりにゆっくりと飛んで、
駐車場まで先導し、そして、駐車場の車の前に着くと、その
ホタルはどこかに消えてしまったという。

帰りの車のなかで、孫娘さんはずっと、そういえば、亡くなった
おばあちゃんは、暗闇を常に心配して、小さい頃に送ってもらう
時に、常に足元を懐中電灯で照らしていてくれた人だったことを
ずっと思いだし、涙が止まらなくなったという。

最後の、思い出す部分がなければ、このエピソードは迷信。
思い出したことがあるので、物語になった。

あらゆることが、何か心の奥底にある記憶をよみがえらすための
現象であると思えば、こういう話を「迷信、迷信」と言う方が不誠実
だという気がしてくる。

     マーヒー加藤   http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2004-12-24 12:18 | 草仏教


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