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2011年 04月 09日

こんなことは考えてみたことがなかった

明治期に憲法を作ろうということになった時に
GrundgezetzあるといはConstitutionをどう訳すか、
という話になり、国の基本法という意味で「国憲」という訳語が登場した。
この「国憲」という言葉は結局は定着することなく、
聖徳太子が仏教精神をもって国を治めようとした十七条憲法にならって
「憲法」と呼ばれるようになり、
こっちの言葉の方が定着して正式なものになった。

杓子定規に見える六法全書でも、
よく読めば仏教文化が色濃く反映されているものがあると思う。

たとえば死体遺棄罪。
殺人はどこの国だって最重罪に決まっている。
しかし、殺人及び死体遺棄の罪と言った場合の
死体遺棄罪、これを英語で何と言ったらいいのだろうか?
たとえばイギリスや合衆国などでは死体遺棄罪というもの自体が
存在するのだろうか?
また英語圏以外でも、日本以外で死体遺棄罪に相当するものは
ある国はあるだろうか?
ご存じの方は是非ともお教えいただきたい。

遺体をちゃんと葬らなかった罪の意識、これは仏教文化というべきものが
法律にも反映されているもので、死体損壊罪というものもそうだと私は思う。

原子力発電所というものは世界に今いくつあるだろうか?
アメリカ合衆国と日本だけで158機。

重大な原発事故というものがどこかで起こることはうっすらとでも
考えていた。
世界中のテロリストが、核兵器など用いなくても原発の中央制御室のみを
破壊すればいい、どころか、原発周辺の電線を切ればいいということに
気がついてしまった。

しかし、今まで考えてみたこともなかった問題に気がついた。
実際に原発事故が起こってから気がついた。

危険すぎて原発に近づけない地域がある。
そこは、津波による被害が甚大であった地域とも重なり、
したがってそこにはご遺体がある。

ご遺体は著しく放射能汚染されている可能性が大である。

フィリピンにもグアムにも遺骨を拾いにいく日本人が、
日本にあるこのご遺体を火葬にすることができない。
墓地に埋葬することができない。
(私個人としては埋葬したいが、墓地は管理者であっても
 個人のものではないのでそれは許可されないだろう)

考えたことがなかった問題だ。

どうすればいいのだろうか?
法律家でも宗教者でも厚生労働省の関係者でもいい、
どうすればいい?
教えてくれ。

マーヒー加藤 
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by kaneniwa | 2011-04-09 21:44 | 雑草


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