2011年 05月 09日

コッヘル138番 チャンジャ豆腐

b0061413_8171967.jpg まずは焼き肉チェーン店でのユッケ食中毒事件について述べたい。青酸カリやヒ素入りカレーではあるまいし、ユッケを食べて幼い子どもを含む4名の方々が亡くなられ、今のところ分かっているだけで24名の方々が重体であるとは痛ましいことだ。しかしユッケが一皿280円というのも尋常ではない。もちろん安くて活気があるのはいいことだ。でもユッケを一皿280円で出すために業者をはじめさまざまな人たちを泣かせ、最後には食べた人と遺族を泣かせた。原発事故にも共通するものが底辺にあるような気がする。コストに徹底的に厳しくこだわったが、安全を確保するためのコストには無関心で事件や事故が起きた時の補償をそのコストには含んでいなかった。「安い!」という時の「安」には「安心」の「安」も含まれていなければ何もならない。 さて本題に入る。チャンジャとは鱈(タラ)の胃袋を塩漬けした後、ごま油、唐辛子、ニンニクに漬け込んだ物であり塩辛の一種でもあるがキムチのバリエーションのひとつでもあるといえる。 20年前にこのチャンジャを知った時からいきなり大ファンとなって、今では焼き肉ではない時でも食卓に登場するようになった。そういう時の展開のひとつが、このチャンジャ豆腐である。豆腐の上に市販のパックか瓶詰めのチャンジャをのせるだけである。豆腐も自作しているわけではないので「料理」というには簡単過ぎるぐらいの部類に入る。もうレシピ以前である。注意点は柔らかい絹ごし豆腐よりは堅めの木綿豆腐の方が相性がいい気がする。さらに今回の写真はうちのテーマ食材のひとつである沖縄の島豆腐であり、この組み合わせは韓国と沖縄のよき縁談(マリアージュ)であろう。チャンジャの結婚式はやっぱ神社? チャンジャは安くていいものもあることはあるが、ある程度値段は正直である。コスト度外視とまでは宣言しないが。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2011-05-09 09:47 | 草外道


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