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2011年 08月 05日

追悼記事(20)  松田直樹さん (元サッカー日本代表)

2週間ほど前と、10日ほど前に
なぜか松田直樹さんのことを考えていた。

「虫のしらせ」とまとめてしまえばそうなのだが、
もうちょっと論理的に言うならば
私たちは思想の空白時間にふと頭に浮かぶいろいろなことを
よほど奇抜な連想と結びつきでもしない限り、
メモさえも取ったりはしないので、
何も考えていないような時ほどいろんなことが
頭に浮かんでは消えている。

実際に、現役のプロサッカー選手である松田直樹さんが
練習中に倒れ、そして亡くなられてしまうというニュースに
接することがもしもなかったとすれば、
松田直樹さんについてなぜか考えていたこと自体を
すぐに忘れてしまっているということなんだろう。

なでしこジャパン(日本女子サッカー代表)の
躍進とワールドカップ制覇という快挙があったなかで、
ちゃんとした思考になっていなくても
夢と同じく思想のノイズのようなものであったとしても、
1996年のアトランタ五輪の時の
「マイアミの奇跡」(ブラジルに勝っちゃった)を思い出したり、
2002年の日韓共同開催のワールドカップにおける
トルシエジャパン時のフラット3を構成する主要選手であった
松田直樹さんの姿が頭のなかにふとわき起こり、
それがしばらくの時間残像となって残っていても
ちょっと客観的にふり返れば不思議なことではない。

不思議なことではないけれども、
残念でならない。

プロのスポーツ選手はスポーツを健康のためにやっているのでもなく
気晴らしにやっているわけでもない。
当たり前だがプロというものは厳しい。

厳しいということは自明のこととして、
J1とJ2のチームには必ず義務づけられている
AED(自動対外式除細動器)が
J2のもうひとつ下のリーグである
JFL(日本フットボールリーグ)には義務化されていなかった。
松田直樹さんが所属していた松本山雅FC(松本市)は
大手精密機械メーカーがスポンサーを務めていたこともあって
もしかしたら義務でなくても、もしかしたら持っていたのかもしれないが、
是非ともJFLでもなでしこリーグでも設置すべきだと思う。
AEDは購入すれば約60万円、リースでもひと月2万円ほどと
高額であるのだが、それによって今回のようなケースで
もしも助かるということが一例でもあったなら幸いである。

緊縮財政ではあるが、寺院でもAEDの設置を視野に入れておきたい。
そして、松田直樹さんのことをこれからも時々思い出して、
同じく財政難であるJFLリーグに少しでも目を向けていきたい。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2011-08-05 11:21 | 草評


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