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2011年 09月 07日

大事なことは夢のなかでおじいちゃんが教えてくれる

今、18歳ぐらいなので彼女が14歳の頃の話だから4年前の話か。





大阪のブルースギタリストに Rei さん がいる。(出身地は兵庫県の伊丹市)
初めて存在を知った頃は14歳だったので Rei ちゃん という感じだった。
小学校6年生、12歳頃からロバート・ジョンソンを尊敬してバリバリ弾いていたらしい。

たまたま録画してあった深夜番組に、その Rei ちゃんが楽屋で
他のバンドの大人のギタリストといっしょにセッションをするところが入っていた。

テクニックがあるだけでなく、元気と味がある素晴らしいセッションだったので
ギターを取り出してきてコピーらしきものをやろうとした。
しかし、なんせロバート・ジョンソン大好き少女の演奏なので
テレビ画面に左手の指づかいなどが映っているといってもそう簡単には弾けない。

Rieちゃんという新しい才能と出会えた喜びは確かに感じたものの、
何だか悶々としながら眠った。
すると、こんな夢を見た。


アメリカ南部のグレイハウンドバスのバスディーポに
死んだはずのおじいちゃん(父方)がベンチに腰掛けて
ギターを弾いている。
実際のおじいちゃんは、ギターは触ったこともなかったと思う。
麦わら帽子をかぶったおじいちゃんは黒人だった。
(もちろん、実際のおじいちゃんは日本人だった)
何だか昔の缶コーヒーのジョージアに描かれていたイラストみたいだった。
おじいちゃんは、南部訛りの英語でやさしく私に語りかけてくれる。
ちょっと待った。
夢なので、南部訛りの英語といっても、私のイメージした夢なので、
昔のテレビの吹き替えの 「おらあ農場でUFOを見ただぁ」 という
日本語とはかなり違い、英語らしきものが私のイメージする南部訛りで
語られてくるのは間違いないのだが、それが通じるというのは
あくまで夢のなかの以心伝心の力がはたらいていたからである。

Reiちゃんが楽屋で弾いていたフレーズをおじいちゃんはバリバリ弾いて
「これが弾けんので苦労しておるのか?」 と黒人のおじいちゃんは言う。
私がコックリと肯くと
 「ベースラインが、まさにベースのラインなんじゃ」
と、南部なまりだろうがなかろうが関係ないようなシンプルなことを
ニコニコしながら言った。
そして、おもむろに立ち上がり、ノッシノッシと歩きながら
その曲のベースラインのみを弾き出したのだ。
私は(確か日本語で)
「おじいちゃん、お見事!これがホンマのウォーキング・ベース!」
と声をかけると、ふり向いてニコッと笑った。


目が覚めた。
爽快だった。
黒人になっていたが、久しぶりにおじいちゃんに会えたのだ。

私は今になって、この夢が自分で心理分析できる。
この夢を見た時の心理状況が大事である。
この夢を見た40歳代中盤、いろんなことに
 「年下から教わることが増えた」
という実感があったのだ。
そして、ブルースギターというジャンルにおいて
30歳年下の女の子のテクニックを 「盗む」 (なかなか盗めなかったが)
という行為に対して、大変な後ろめたさがあったことが
この夢を見る大きな伏線になっていたと考えられるのだ。
その心理が、言うことのすべてに素直にうなづける存在である
おじいちゃんを呼び、おじいちゃんはその呼びかけに応えて
夢のなかにお出まし下さったのだ。黒人になって。


私がReiちゃんの年と同じ14歳の頃に
母方のおじいちゃんが夢に出てきてくれたことがある。
母方のおじいちゃんは私をとても可愛がってくれたというが、
私が3歳の時に亡くなっているのでほとんど実際の記憶はない。
元もとは陸軍中野学校出身の軍人であり、暗号解読班にもいたらしい。
終戦後、親鸞の思想に出会って僧侶になり長崎県の佐世保市に寺を開いた。

その母方のおじいちゃんは、中学2年生の時の英語のテストの前の日に
夢にお出ましになってくださった。
英語に苦手意識もあったのだろう。
なかなか頭に入らずに、やっぱり悶々としながら寝た時に
やって来てくれた。

こんなの英語の暗号にくらべたらとっても簡単なもんだよ。
暗号は意味を隠すために作られているから解読はとても難しいけど、
普通の英語というものは人間と人間が意味を通じさせるために書かれている。
だからそんなに難しい特別な勉強なんてしなくても
よく読めば簡単に解読できるんだよ。


おじいちゃんの教えは今でも聞けば聞くほど楽になる。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2011-09-07 03:21 | 雑草


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