2011年 10月 07日

追悼記事(21) スティーブ・ジョブス(Steven Paul Jobs)

スティーブ・ジョブスが日本食が大好きで、特に蕎麦が大好物であるということは
よく知られている(気がする)が、若い頃にインドに旅行をしたことをきっかけに
仏教にふれ、カリフォルニアのZENセンターに足しげく通い、
故・乙川弘文師の教えをうけた仏教徒であるということはあまり知られていない。
(という気がする)

乙川師は、ジョブスの結婚式の司婚もしている。

私も1989年から1990年はカリフォルニアにいて、
コンピュータは東本願寺ロサンゼルス別院にMacが3台あった。
DOS/Vマシンもひとつあったのだが、
Windows95が出る5年以上前の話であるから使いにくく、
ひたすらMacを使っていた。
あの頃のMacは今は骨董品だなぁ。

WindowsかMacか?という議論があったが、2011年現在では
結局、動かすのはGoogleのものだったりするし、優劣の質や基準が
違う。
たくさんの人がたくさんのフリーソフトを提供してくださっている分、
WindowsがMacにはできないことを楽々とこなせる部分というのも
今ではけっこうあると思う。

Windowsのキーボードで文章を作る時にLラインで
「らりるれろ」が打てないということは、これは個人的な習慣だが
非常に苦々しく思うが、一方で右クリック一発で削除したくなったり、
MacのキーボードでF7キー一発でカタカナ変換したくなったりすることもあり、
まさに一長一短だ。
(Macのカタカナ変換はoptionキーを押しながらXを押す)

WindowsもMacも両方使うという選択肢がいちばんいい。
特に、Windowsを使っている人は
「最新のスペックを、あの愛すべきMacOS9そっくりの形態で動かしている」
という心構えで使えば、非常に快適だと思う。

Macintoshはこの秋に基本OSをLIONというかなり革新的なものに変えた。
この10月あたりからは最初からLIONが入ったものが販売されている。
革新的というといいことのように思えるが、たとえば作成した文章を
FAXとして直接送るというようなことができなくなってしまうというような、
私にとっての不具合もたくさん発見してしまった。
ファクシミリなど過去の遺物だ、という考えも革新ならではなのだ。
半ば慌てた形で先月にLIONのひとつ前の最新バージョンのデスクトップを
購入したばかりだった。

何となくだが、直感として
「これが、直接的にスティーブ・ジョブスの意見が入った最後のものになる」
という感触があって、その予感はだいたい当たってしまうことになった。
「遺作」である。

最初から入っているシーケンサー(作曲などができる)のガレージバンドという
アプリケーションには期待が大きかっただけにけっこうがっかりした。
コード(音符ではなくてギターやピアノなどで使う和音を表す記号)入力が
できないのだ。(改善を希望するなぁ)

今日の記事はどうしてもMacで書きたかったからMacで書いているが、
普段はこのエキサイトブログへの投稿はWindowsで書いている。
理由は、デジカメ写真の適正なサイズへの縮小がMacのiPhotoでは
けっこう難しいからだ。
(あんまり面倒な操作ではなくて軽々とやっている方は是非ともご教授を)

ブログなんてもんはiPadでも使ってくれと言いたげに、
今回のiPhotoも、写真の手軽な縮小にはあまり有効な手だてがないことにも
気がついた。
これにも最初はがっかりしたのだが、2002年からの
けっこうな分量のデジカメ写真データを新しいiPhotoに入れていくうち、
「家族の顔をiPhotoが覚える」という機能ができていることに気がついた。
大勢の人が写っている集合写真のなかからも、
「この顔はマーヒーですか?」
「この顔はシャラポア(妻・日本人)ですか?」
と尋ねてくるのだ。
YESかNOかをチェックしているうちに、
家族の人員ごとのアルバムが整理される。

その編集(それ自体はとても簡単)作業が実に楽しかった。
最初のうち、膨大な写真のなかから
サッカーボールの画像のアップを
「これは、いっちー(マーヒーの長女)ですか?」と
尋ねてくる。
宮崎土産の、そのまんま東のイラストを
「これはマーヒーですか?」と
尋ねてくる。
いつの間にか、家族全員がおもしろがって
Macの周りに自然に集まりだした。
私(マーヒー)そっくりの表情をしている長男の写真に
「これはマーヒーですか?」と
尋ねてくるし、
シャラポアそっくりの表情をしている長女や末娘の写真には
「これはシャラポアですか?」と
尋ねてくる。
そして、それぞれの5歳時点での三人の子どもの顔の判別は
さすがの最新iPhotoでも難しいらしく、しょっちゅう混同しては
確認を求めてくるのであるが、親でも判別が難しい写真も数枚あり、
それはそれで、その混乱を非常に楽しむのであった。

昔のAppleの有線マウス(今では手に入らないので壊したら大変だが)
をiMacに付けてやると、YESかNOかをクリックするぐらいは
9歳の長男はもちろん、5歳の末娘までができるのでやりたがる。
子どもが積極的にさわりたがるし簡単な操作なら覚えてしまうというのは
Macの最大の長所なんだろう。

家族で笑いながら編集作業を終えると、
5歳の末娘などは完璧に生まれた日から今日までの
時系列順に並んで整理されたアルバムが簡単にできた。

簡単とはいえ、末娘自らの手も入っているので
そのアルバムにはひとしおの愛着が自然にできる。

6種類のパターンのスライドショー
(スクラップバージョンが美しい)
を楽しめるのだが、
そこにiTunesからの音楽をシンクロさせることができる。

モーツアルトのクラリネット五重奏曲をBGMに、
その末娘の生まれてから今日までのスライドショーを
家族中で大笑いしながら、しかし感動しつつ鑑賞した。

ありがとう、スティーブ


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2011-10-07 23:46 | 草評


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