2011年 12月 02日

ネーミングの極意

米どころ新潟での人気は今ひとつという感はあるものの、
私は 丸亀製麺 がけっこう気に入っている。
香川県に2回行ったこともあるし、
香川県の中讃岐地方では信号機の数ほどあると言われている
(実際には信号機の数の方がうどん店より倍近くあるらしい)
うどん店のセフルサービス方式のお店がどうして全国に流行らないのか?
と常々思っていたのだ。

近年、全国290店舗の はなまるうどん の躍進を越えて、丸亀製麺が
全国に 520店舗以上 (いずれも2011年現在) というチェーン展開を
している。
入ってみると、さすがに本場である香川県中讃岐地方の行列店と比較すれば
可哀想だが、比較してみたくなるほどいい感じだった。
特に、うどんそのものもいいけれどもサイドメニューというか、
セルフサービスでトッピングする 「じゃこ天」と「かしわ天」が
なかなかの傑作だと私は思っている。
「かしわ天」 などは見事にうどんにも合う和風フライドチキンだ。

「丸亀製麺はさすが丸亀(市)を名のることだけはある」
という好感触をもっていた。
ところが、好感触のまま 「もっと丸亀製麺のことを知りたい」 と思って
ネット検索をしていくと、

(1) 経営元は焼き鳥の トリドール
(なるほど、それで かしわ天 なのかと合点)
(2) 本社は札幌
(3) 使用している国産小麦も、というわけで北海道産
(4) 丸亀製麺の第1号店はなぜか兵庫県加古川市

ということがわかってきた。
さらに調べていくと、
しいていえば 
社長の父が香川県出身であるという接点は見つけることができた。
ただし、丸亀市ではなく坂出市の出身であることをつきとめた。

全国に520店舗以上も出店していて、香川県には出店しているのか?
と思ってさらにネット調査をすすめてみれば、1店舗だけ出していた。

イオン高松ショッピングセンター内 
つまりは高松市のジャスコのショッピングモールのなかに
1店舗だけ存在していた。

ちなみに、これは自分で自分をほめてやりたいぐらい
「よくこれを発見したなぁ」
と思っているが、
この香川県唯一の丸亀製麺は、この高松店に限って
「丸亀製麺」ではなくて
「亀坂製麺」 という店の名前で出店している。
ここに、丸亀製麺のうどんの聖地に対するリスペクトと
メッカに対するやましい気持ちが入り交じった複雑な心境をかいま見た。

ちなみに 書籍販売や貸しDVD・CDで全国展開をしている TSUTAYA であるが、
ずっと浮世絵の版元で日本史の教科書にも名前が出てきた蔦屋重三郎の末裔が
経営している書店であると思っていた。
ところが、TSUTAYAの創業者の名前が 増田宗昭 と聞いて
「あれ?蔦屋じゃないの?」 と思ってネットがない時代に調べた。
蔦屋書店の1号店は江戸から遠い大阪府枚方市。
何でも増田宗昭さんのおじいちゃんが商売をやっていた時の屋号が
「蔦屋」だったという。

つたないお話でございました。

でも真実を知ってしまった後でも
丸亀製麺もTSUTAYAも、ちょくちょく利用すると思います。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2011-12-02 23:03 | 草評


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