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2012年 01月 18日

コッヘル163番 リンゴ・スター(アップルパイのパイぬき)

b0061413_072817.jpg 前回のコッヘルメニューにニック・ジャガーなんて名前をつけたので調子にのってリンゴ・スターを登場させる。ただ、ローリングストーンズのミック・ジャガーの名をもじったニック・ジャガーも作り方はたいそうシンプルであるがリンゴ・スターはさらに簡単である。旧約聖書にもリンゴは出てくるのだからリンゴという果実はかなり昔からあるぞ。この果実は過日のものです、なんて最近の話じゃないな。旧約聖書でもなんせ人類が初めて口にしたもので具体的な名が記されているのはリンゴだ。禁断の果実だったそうだけれども、リンゴを口にする以前は何を食べていたのだろうか?ヘビかな?ヘビも自分が食べられては困るので禁断の果実に手を出すようにそそのかしたか?禁断の果実はその後、歴史のいろんなところに顔を出すようになる。

b0061413_074289.jpg ニュートンは万有引力を研究していてリンゴを発見した。あれ?逆だったかな?やっぱり逆だ。リンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見したとかそれは後から作られた逸話だとか。同じイギリスからビートルズというグループが青リンゴのA面(アナログ)とそれを半分に切ったB面のレーベルのアップルレコードから全世界に曲を発信し、それを「禁断の音楽」としたところもけっこうあった。AT車の運転に慣れちゃうとなかなかマニュアル車に戻れなくなるように、使うとなかなかWindowsに戻りにくいという禁断のコンピュータであるMacintoshは右側をかじったリンゴのシンボルマークで社名もそのまんまアップルだ。そして忘れもしない1996年、リンゴ・スターが「りんご、すった~」と禁断のオヤジギャグをぶっ飛ばした宝酒造「すりおろしりんご」のCMに出演した。京都の宝酒造には学生時代アルバイトをさせてもらってお世話になったのだが、リンゴ・スターのドラムは過小評価されすぎなのではないかと常々思っていた私は本当にテレビ画面に向かって「仕事選べよ!」と叫んでいた。今、調べものをしていて気がついたが、リンゴ・スターの最初の妻の名前がモーリン・コックスという。コックスという名字はおそらくコックス種のリンゴのことだと思うので、とにもかくにもリンゴ・スターという人は何とリンゴと縁が深いのだろうかと思う。

b0061413_075589.jpg 現代でも「リンゴという果実の禁断性」を感じてしまった事件があった。それはセブンイレブンの店内である。現在、セブンイレブンはよく見ればほとんどの食品にカロリー表示がしてあると思う。私も15年以上前だが激太り経験があるので参考にさせてもらうこともある。その時、ひと切れのアップルパイのカロリー表示に自分の目を疑った。フルサイズのアップルパイではなくラッピングされたひと切れである。1185kcal!!!このひと切れが豚骨ラーメン2杯分(ただし麺の替え玉はなし)なのか!ただ全国的に流通していると思われるヤマザキパンのアップルパイ(そんなに大きくないよね)が486kcalと表示されているし、チェリーパイとアップルパイが大好物であったアメリカ人の知り合いの巨体を思い浮かべ、この表示はミスプリントではなくて本当かもしれない…と思った。 さて、ようやく本題に入れるが、シロップにドップリ浸したリンゴはカロリーもあるが甘過ぎる。パイナップルを焼いた時に甘みも増してとても簡単ですぐれたバーベキューのデザートになったことを思い出してリンゴを焼いてみた。これも成功だと思う。アップルパイのパイぬきで、具だけを食べている感じになる。感じになるというよりもアップルパイのいちばん美味しいところを美味しく食べていると思えば気分もいい。甘いシロップ漬けに比べたらカロリーもそんなに気にならないので、リンゴ本来の甘みを少しだけアシストやるということと焦げ目をきれいにつける意味でほんの少しの砂糖を上からふりかけて焼くのもいい。


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2012-01-18 05:58 | 草外道


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