2012年 04月 14日

コッヘル171番 カニ味噌雑炊

b0061413_22294295.jpg コッヘル135番のようなカニと春菊の鍋をやった後に写真のカニ味噌を加えた雑炊を作った。赤い甲羅のかけらのようなものが入っているが、これは撮影用に意図的に置いたものである。つまりこれはメモというのか備忘録というのか、とにかく「カニ雑炊をしましたよ」という印であり、撮影後、すぐに撤去していただいた。この印がないと、雑炊の写真を撮っても後から見て何の鍋の後の雑炊だったのかを思い出すのが困難である。おそらく雑炊という被写体はカメラマン泣かせであり、料理に関する雑誌やコラムなどを担当するイラストレータ泣かせのものではないかということを拝察した。ただ、よく見ていただけば雑炊作成の最終段階近くに投入してかき混ぜたカニ味噌のモスグリーン系統の緑が雑炊全体に現れていると思う。チタンのコッヘルはけっこう長い時間雑炊の熱々を保ち、久しぶりに実用食器としても威力を発揮したと思う。しばらく温かいままだったので、この香り豊かで味が深い雑炊を急いで食べてしまうことなく、ゆっくりと味わっていただくことができた。10歳の息子はコッヘル127番の「焼きガニ」の時に どっぴゃー! という感嘆の声を上げたが、このカニ味噌雑炊は特に「香り」の要素をもって強烈に息子にアピールしてきたようだ。今回、息子が叫んだ感嘆詞は うよよよよよん! であった。「ボキャはまだ10歳でありますからボキャブラリィが少なくてこの食べ物の魅力を語る言葉を未だ持っておりません」という心境の表現であったように私には思えた。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2012-04-14 22:51 | 草外道


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