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2012年 04月 23日

昨年の今頃、思わぬところで出会った思わぬ人が書いた親鸞聖人の言葉

b0061413_2132247.jpg 昨年の今頃の話。場所は滋賀県長浜市の郊外の国道沿いにある「手造りの味レストランおりひめ」という食堂。色紙を発見したのはその時に12歳で中学1年生になったばかりの娘だった。天ぷら定食を食べている私に娘は「これ、親鸞聖人の言葉じゃない?」と言った。こう書くと、私がいかにも娘たちに英才教育を施しているように思われるかもしれないが、そんなわけではない。ただ、毎朝、本堂でのお勤めと礼拝の後、3分以内で読める文章をいくつか日替わりで音読することにしている。親鸞聖人の『教行信証』の冒頭に置かれている「総序」の文もそのなかのひとつなのだ。意味はいっさい説明しない。なぜかといえば私も認識が浅くて解説できないところもあるからだ。でも、たとえば「日本語であそぼ」の観点からしても「総序」はリズムと語調が整った、何度音読しても味わい深い名文であることを私は断言できる。 色紙に書かれている文字は、娘が言う通りに親鸞聖人の言葉に間違いなかった。ただ、珍しい抜粋の仕方である。これも断言したいと思うけれども「総序のなかから」という極めて限定的なリクエストがあったとしても浄土真宗の僧侶が100人いてもこの箇所だけを取り出して色紙に書く人はいないと思う。斬新というか、ユニークというか、エキセントリックな言葉の選びに私には思えた。そこで店の人を呼び止めて「この色紙を書いたのはどなたですか?」と尋ねてみたが、どうも店主でなければわからないようだった。そこでこの写真を撮らせてもらい、サインを1分間じっくりと眺めてみて頭の中に崩して書いてある文字の名前がクッキリと浮かび上がってきて誰が書いたかが分かった。さて、この色紙を誰が書いたかといえば…久しぶりにクイズにさせてもらおう。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2012-04-23 23:44 | 雑草


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