2012年 09月 01日

コッヘル181番 浅漬(私の基本形)

b0061413_23303420.jpg プロの農家で野菜作りの名人から美味しすぎる浅漬をいただいたことがある。ホントに感動したので「どうかこの味つけを教えていただきたい」と頭を下げた。名人は、恥ずかしそうに台所の奥から市販の漬け物液をもってきて「これだけなんだけど…」と言った。「ええっ!」と私は心底驚いた。逆に、これは使う野菜の質がすこぶる良く、しかも新鮮極まりないということを改めて知った。そして、野菜を自ら育て知り尽くしている作り手は、薄味にするというか、市販の漬け物液は野菜本来の良さを邪魔しない程度に最小限しか使わないのだなぁ、と思った。しかし、その浅漬けをきっかけに、切った野菜をお手軽に浅漬にするということ自体にハマった。そのうち、いろんな浅漬け液を試すということになって、とても気に入った銘柄が埼玉県の久喜市で作っている竹林というメーカーの『漬物液 一夜の夢』というダジャレ系ネーミングの一夜漬けのための漬け物液であった。さらに、姉妹品で醸造酢をベースに合成着色料、保存料、甘味料などは未使用である『漬物液 ゆず風味』というものがすごく良かったので、だいだいこの竹林の2種類の漬物液でいろいろな野菜を浅漬にしていった。その最初の基本形というか、飽きずに作り続けているのがこのカブ、キュウリ、ニンジンの3種類のものである。大手メーカーの漬物液よりも保存性には劣るかもしれないが、それは心配しなくてもいい。竹林の漬物液で作った浅漬は大量に作っても妻(シャラポア・日本人)や3人の子どもが「美味しい!」とボリボリ食べてくれる。大量に作ったってすぐになくなるので保存性は二の次でいいのだ。ちなみに言えば、カブのように漬け込み時間がかかりそうな素材でも、一夜どころか一時間後の「かなり浅い浅漬」という状態でも(生のカブならなかなか食べられたものではないのに)サラダ感覚でどんどん食べられるのだ。洋風のサラダならこんなには食べられないというぐらい食べられちゃう。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2012-09-01 23:53 | 草外道


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