草仏教ブログ

kaneniwa.exblog.jp
ブログトップ
2012年 10月 24日

ジャパニーズ・グラフィティ

b0061413_3542361.jpg寺の本堂の裏戸などを整理していると、埃よけや仏具本体の保護のためにかぶせてある何年か前の新聞を「読んでしまう」ということがある。「金本逆転3ラン」などというスポーツ欄の見出しなどを読むと金本知憲選手はつい先日、その現役生活最後のゲームを終えたばかりなので感慨深い。鳩山由紀夫が総理大臣に就任した時の新聞を見かけた。笑った。当たり前の話だが現在中学2年生の娘は3年前はまだ小学生であり、10歳で小学校5年生の息子はまだ小学校2年生であったのだなぁ。その頃は姉弟でのケンカをしょっちゅうしていたのだが、たまに二人でゲラゲラ笑いながら仲良くしているなぁ…と思っている時には落書きをしていることが多かった頃だ。3年ちょっと前、正確には2009年9月16日に総理大臣となった鳩山由紀夫は、さっそく娘と息子の落書きの洗礼を受けたのであった。この落書きは、けっこう新聞(毎日新聞)が届いてからあまり時間が経たないうちにされたので怒ったことがあるので覚えている。ただ、怒った後でテレビに鳩山由紀夫が写った時に私の頭のなかにこの落書きが思い浮かんで笑ってしまったことも覚えている。この場合については鳩山由紀夫は被害者であり、落書きをしたうちの娘と息子が加害者である。であるから加害書をほめてはいけないのかもしれないが、鳩山由紀夫という人のその後の政治家としての歩みとこの顔を照らし合わせると、このデフォルメの方向性は何だかその歩みを示唆していたような気も今となってはする。

b0061413_3544586.jpgそして、いつ落書きしたのかわからないが、3年ぶりにこの記事(の落書き)を見て笑った。これも毎日新聞である。「自民政治に終止符」という政権交代を伝える大きな見出しに、落胆する自民党の麻生元総理をはじめとする自民党のキーマンたちに、落書きコンビはまさに泣き面に蜂というかトドメを刺すかのような落書きをしていたのだった。自民党支持者が直後にこの落書き入り新聞を見たら、まさに終止符を打たれたような気持ちになったのではないだろうか。自民党首脳の方々には申しわけない。一面トップにカラーで掲載された写真のそれぞれの顔が、それぞれ落胆の表情をしていた。その新聞が届けられた日に落書きが大好きな小学生コンビ(当時)にしてみれば、絶好の獲物が配達されてきたようなものではなかったのだろうか。落胆の顔は落書きを経て、さらに悲壮感は増している。そして3年ちょっとが経過して、いろんなことがあった。2011年3月の新聞をこういう形でまた読むということもあるかもしれない。(さすがにその頃から落書きはないけれど…)ただ、次の総選挙などを考えても、何だか「顔」が見えない。選挙ポスターに落書きなんかしちゃったら犯罪になる、ということは厳しく教えてやらねばならないけど顔が見えないのは何だか嫌だなぁ。


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2012-10-24 03:47 | 草評


<< 今シーズンの野球活動      コッヘル187番 ウヅラの卵(... >>