2012年 12月 28日

コッヘル193番 タコ飯2012

b0061413_0582623.jpg タコを中心にした炊き込みご飯、すなわちタコ飯であるが「以前にやったよなぁ」という記憶をもとにリストをさかのぼってみれば2009年の2月16日にコッヘル5番でやっていた。最初期である。この連載(コッヘル)はもうすぐ丸4年ですか…今後、こういうこと(メニューの再登場や重複)ということもあるだろうから、完成したタコ飯に刻んだミツバをトッピングして今年の年末のメモリアルも込めて「タコ飯2012」という形での再登場である。そもそも大晦日の年越しメニューやおせちコンシャスのために冷蔵庫のなかをスペースを空けるべく整理している時節において、昨晩の夕食メニューを決めかねていた。その時に読んだじぇにー姐さんのブログ記事の後半に記されている、アメリカ南部に日本の実家から届けられた「タコ飯の素」にてタコ飯を作られたじぇにー姐さんの心身ともに充実しきった堪能ぶりを見てしまったのは決定的だった。ものすごく久しぶりにタコ飯というものを作ったのであるが、私だけでなく家族全員のテンションが高まった。コッヘル5番の時はコッヘルを食器としてだけでなく調理器具としても活用して飯盒(はんごう)的に使ったのであるが、今回は「今晩はタコ飯!」のひと言で家族全員がノリにノっているのでそれでは分量が足りない。炊飯器にたっぷりと作ってすぐになくなった。たとえばパエリアなどを作る時も盛り上がり度はかなり高いのであるが、炊飯器の蒸気に醤油系の出汁味を感じると「日本のお祭り気分」という種類の盛り上がりがあった。たこ焼きにおける小麦とのコンビネーションは当然のごとく普遍的ペアリングにしてマリアージュであるが、ご飯の頼もしさと包容力の強さを改めて認識する。15年前の新婚時代にシャラポア(妻・日本人)から「今日の晩ご飯は何がいい?」と聞かれて「うーん、タコ酢なんか食べたいなぁ」と答えたことがあった。私のイメージはタコにキュウリとワカメなんかが酢に浸されたものであったが、仕事からアパートに帰るとタコスを中心にしたメキシコ料理っぽいものが並べてあった。タコ飯を食べながら、思い出し笑いというものをしたけれど、みんな「美味しい!」と笑顔だったので、思い出し笑いだとはバレなかったと思う。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2012-12-28 01:35 | 草外道


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