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2013年 01月 23日

コッヘル198番 人参としらす干しのきんぴら

b0061413_23281079.jpg 私の弟の妻、つまり義理の妹から教えてもらったきんぴらである。通常、きんぴらといえばゴボウと人参というのがスタンダードであると思う。アカデミー賞でいうならばゴボウは男優か女優かは不明だが主演男優賞とか主演女優賞の候補であり人参は助演男優賞か助演女優賞の候補というところであると思う。そして、流儀はいろいろであろうかとも思うが、さらに脇役を厚くするのであればレンコンなどが加わり、さらに脇にまわってはいるけれどもまさに良い味を出していたりするのがゴマとかカツオブシといった布陣ではなかろうかと思う。教えてもらったきんぴらにはゴボウがいない。ゴボウがいないとなるときんぴらとしては淋しいのではないか?と最初は思っていた。主演が降板した映画や芝居、エースが投げない日や4番が欠場した野球の試合、そういうものになるのではないかと思っていた。ところが二番手ピッチャーの好投というのか、下位打線の奮起というのか、はたまた助演の役者の好演というべきか、しらす干しという普通はきんぴらにはあまり考えていなかった素材の起用により人参が奮起!魚系の出汁味のような役割はしらす干しがやってくれているのでカツオブシの投入は不要。その代わりにこのシンプルさを演出するのにゴマの方は欠かせざるような重要な存在に思えてくる。人参が美味い!気がつけば人参を大量に摂取していたきんぴらであった。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2013-01-23 23:29 | 草外道


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