2005年 02月 11日

『パッチギ!』を喰らった!(1)


ものすごく久しぶりに映画館で映画を観た。
パッチギ!
という題名の映画だ。「突き抜ける」という意味だが「頭突き」という意味もある言葉
で、観たら、まさに頭突きを喰らわせられたようだ。

京都の高校生が朝鮮学校の生徒に惚れて展開される、京都の
『ロミオとジュリエット』あるいは『ウエストサイドストーリー』という
べきか。上記の公式サイトの紹介文にもあるように、

「ウエスト・サイドのダンス・シーンの代わりに壮絶なケンカ・シーン
がある」と言うべきか。

前半に二つの高校のサッカー試合のシーンもあるこの映画を
観た直後に、現実世界で日本VS北朝鮮のサッカーワールドカップ
予選の試合があった2月9日、私は当分忘れない。

私は生まれて初めて、映画の感想を手紙に
書いて井筒監督に近々送ろうと考えている。

舞台は1968年の京都。私も京都生まれで、その時には5歳だったはずだ。
京都の景観の変わらない場所を慎重に選んでのロケのようだった。

映画を観ていて、びっくりしたことが2つ。主人公は寺の息子であった。
母親の「せめて龍谷大学か近畿大学には入ってもらわんと」というセリフ
から、浄土真宗のように思われる。

びっくりしたことの、その2は、この映画で重要な役割を果たす楽器店は、
私が初めて自分のギターを買った荒神口にある「よしや楽器店」だった。

この映画、かなり細かいシーンも含めて、心を動かされたことはもちろん、
「この映画、俺のためにある!」とさえ思った。
「パッチギという映画を観た」というよりも、やはり
「パッチギ(頭突き)を喰らった」という感じである。

新潟市では、残念ながら2月10日で上映は打ち切りである。
まだ、近くで上映されている映画館のある地域におられる方は、
是非とも足を運んで、パッチギ、喰らってください。また、続編を書きます。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
[PR]

by kaneniwa | 2005-02-11 17:45 | 草評


<< 『パッチギ』を喰らった!(2)      中村うさぎのブログ >>