2013年 01月 31日
『SLAM DUNK』(スラムダンク)というのは井上雄彦による高校バスケットボールを題材にした漫画作品である。そのコミックス『第27巻』のP147~148に出てくる言葉。物語のなかの試合で残り時間 11分41秒、22点差で負けている状況での安西先生の言葉。実は検索などをしてみたら「現代の名言」としてとても有名になっている言葉であった。正直言って単なる根性論(根性は嫌いではないけれど…)を超えた意味が見い出せなくて今までは法語としての掲載はためらっていたのであるが2日前のマニー・パッキャについてのブログ記事を書いた後にちょっと考えが変わった。「ムリ」と口にすることは日常のなかの「あきらめ」なのである。「ムリムリ」と軽く口にしているうちに、本当にあらゆることが不可能になってしまうこともあるかもしれない。そうしたら、心臓は動いていても人生のゲームセットだよ。少なくとも「これならば私にもできるかもしれない」「この役割なら今の私にもできるかもしれない」「これぐらいの変化はしてみるべきかもしれない」と思うだけで、あきらめない世界が開けてくるように思う。 さらに大阪市立桜宮高等学校のバスケットボール部の顧問の暴行によってバスケットボール部のキャプテンが自ら命を絶ってしまったことや柔道全日本女子の園田隆二監督が15人の選手から暴力行為などがあったとして告発されている問題などがクローズアップされている今も「体罰抜きにはスポーツの指導はできない」とハッキリと公言する人がプロ・アマを問わず多いのだけれども、フィクションとはいえ安西先生のように的確な言葉をその時しかないというタイミングで投げかける能力を持つべきだろう。「体罰抜きではできない」なんていう「あきらめ」をもってしまたら、指導者としてそこで試合終了だよ。 マーヒー加藤(ブログ文) シャラポア(書)
by kaneniwa
| 2013-01-31 16:27
| 草仏教
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