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2013年 04月 10日

草煩悩(2) 三菱鉛筆uniのボールペンPOWERTANK(パワータンク)

b0061413_14282918.jpg はじめたばかりのこのシリーズだが整理の都合上(コッヘル料理もそうだけれどもいつ何を書いたかどうしても忘れてしまう)、しばらくは筆記具が登場する。といっても高額商品はなかなか登場しない。筆記具の中心は学生時代以来ずっとボールペンである。万年筆というものも使ったことがあるけれども、どうも根っからのせっかちでインクが乾くのを待てない性格だから向かない。ボールペンが筆記の中心。しかし、POWERTANKに出会うまではボールペンにはほとんどこだわりがなかった。生命保険会社の印字がある贈答品などを使っていた。自分でボールペンを買う時も1本100円以下のものを使っていた。しかし、10年ほど前から(発売は2001年かららしい)このPOWERTANKを知って以降、150円前後や200円前後の「ちょっと高いボールペン」の良さに突如目覚めてしまったのである。いちばん最初のきっかけが、行きつけのガソリンスタンドで何の用件であったかを今では忘れたがこのボールペンを借りて何かをメモした時である。この写真の1.0㎜(上の方)の太さだっかどうか記憶は定かではないが、太目の芯(ボール)で実に書きやすかった。そのガソリンスタンドの店員さん(若い女性だった)に「これ、すごくいいねぇ」と言うと「そうなんです、これだと伝票書きもすごく楽なんです」と言われた。そこで早速私も使ってみることに。このPOWERTANKの内部でおこっている物理現象を私は上手く説明することができないのだが「とにかく紙も選ばず書く姿勢も選ばず、タフでインクがなくなる最後まで使いきれる」ということに尽きる。「書く姿勢を選ばず」なんて言わずにペンで書く時ぐらいは机の上で正しい姿勢で書け!と言われそうだが、新聞記者でなくとも手のひらの上で手帳や小型ノートを広げてメモを取らねばらなない機会は誰にでもある。布団であろうとベッドであろうと、寝っ転がりながらラジオから流れてきた曲のアーティスト名をメモしておきたいとかおもしろい夢を見た時にその内容をメモしておいたいなんてことはよくあると思う。POWERTANKの威力(武器みたいだなぁ)をもっとも知ったのが草野球などで野球のベンチのなかキャッチボールを終えたばかりの状態で、集まっているメンバーをもとにスターティングメンバーを決めなければいけないような状況。そんな時、小雨が降っていては水性ボールペンではダメで、インクの出が悪いボールペンでは腹が立つ。このPOWERTANKさえあれば組んだ膝の上に置いた紙に集まったメンバーをメモして打順と守備位置を書き込んですぐに伝えられる。実際に、アウトドアスポーツなどの愛好家には、実にこのPOWERTANKの愛用者が多いということも後から知った。私としては最初に知ったときの10年近く前の感動がまだ尾を引いているので写真(上の方)の1.0㎜(現在税込で定価は210円)は常に家のなかに二本はないと機嫌が悪い。そして、このPOWERTANKシリーズには(800円ぐらいで買ったと記憶しているけれども)写真の下の方の0.7㎜のゴージャス版があるのもありがたい。(もちろん定価が税込210円の普通のPOWERTANK0.7㎜もあります)ごくたまに「よそ行きのボールペン」というのも欲しいからだ。 何はともあれ、このPOWERTANKを知ったことをきっかけに、宅急便の受け取りやクレジットカードで買物をした時にサインのために差し出されたボールペンがこのPOWERTANKだったりジェットストリームだったりぺんてるのVICUÑA( ビクーニャ)だったりした時には、安いボールペンと定価で100円も違わないのに私は武士が相手の刀を褒めるようにそのボールペンの素晴らしいところを語るまでになってしまった。その人やお店も、そういう「ちょっといいボールペン」を使うには思い入れなり心遣いというものがあるのか、褒められて実に嬉しそうなのだ。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2013-04-10 15:26 | 物草


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