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2013年 05月 05日

コッヘル209番 タケノコの海水焼き

b0061413_2237578.jpg 今日、5月5日子どもの日は最近のなかでは暑くもなく寒くもない奇跡的に良い気候に恵まれ、また奇跡的にゴールデンウィークの連休後半のなか日にもかかわらず法事などの法務がなく(もっとも今月に入ってから緊急に入ってくる仕事を除いて少し意識的に5月5日は空けるようにはしていた)絶好のお出かけ日和となった。しかも、今年は毎年4月の下旬になるとすぐに出てくる竹やぶのタケノコが、なかなかお出ましにならずにヤキモキしていたのだが、5月5日の朝になると奇跡的にニョキニョキとタケノコが現れていたのだ。こりゃそれを朝掘りして、早速にどこかに出かけるしかない。どこか?馴染みのキャンプ場などはこの5月の連休中はとても混んでいる。そこで、私たち家族が「シーフードバーベキューの本拠地」と位置づけている村上市の野潟海岸に出かけることにした。思った通り釣り人やカップルやオートバイツーリングの休憩をしている人々は居たものの、海水浴シーズンにはまだまだのこの時期は絶好の穴場であった。しかし、今日はシーフードも貝類などを近くの漁港センターで購入したものの、メインは朝掘りのタケノコである。

b0061413_22372657.jpg タケノコという食材は、この第209回を重ねているコッヘルシリーズにおいてもっとも登場回数が多い。まず第一に地物のなかの地物。なんせ境内で採れる食材である。それだけに、今まで和食、中華、イタリアンなどなど、まだ登場せずにストック原稿としているものもあることにはあるが、自分としてはけっこうコッヘルメニューが出尽くしてきた感もあるテーマ食材ともいえるものである。バーベキューでも何度か登場し、皮つきのままの丸焼きも既に登場している。(コッヘル120番) ただ、波音が聞こえて潮風に吹かれながらのタケノコは初めてではないかと思った。そこで、この朝掘りのタケノコを皮つきのまま、海水で洗ってみた。写真のタケノコを持っているのは7歳の末娘であるが「洗ったついでに味つけも海水でやっか?」というような流れになった。

b0061413_22374776.jpg タケノコといえば、海岸沿いに竹やぶを見ることもたまにあるが、やはりイメージとして海のものというよりは山のもの。タケノコと大海との奇跡的な出会いがここにあった。砂浜の上に設置した焚き火台のなかの熾き火(おきび)となった炭火で約45分ほど放置。写真の革手袋をはめて丸焼きしたてのタケノコの皮を剝いているのはシャラポア(妻・日本人)である。わははは、気になる味はというと、海水に浸したわけではなくあくまでも洗った程度なので、丸焼きとそんなには変わらなかった。海水が付着している皮の部分はこうやって剝いたのであるから、ほとんど以前にやった丸焼きの味であった。海水がポタポタ落ちた焚き火台はステンレス製のものをもっていったのでサビを気にせずに良かったなぁと思った程度であったが、しかし違うのはカラダの部分のなかで鼻の穴だけではなく毛穴などからも潮風の塩を感じる。これがあり得ないような出会いを喜ぶような気持ちとなって旨さが増した。最初は海水の味などは感じなくてもこのままでも充分に美味しい!と思っていたが、バーベキュー用特製塩ダレソースを少しかける。家で使っている塩はこの野潟海岸にも近い海沿いで作られている「笹川流れの塩」なのである。というわけで、メニューとしては一年ぶりのタケノコの登場で「タケノコの海水焼き、焚き火台の炭でじっくり焼いていた焼き味噌をトッピングした焼きおにぎりを添えて」は今年の5月5日の思い出とともに実に記憶に残る味となった。


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2013-05-05 23:34 | 草外道


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