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2013年 06月 06日

渋谷のスクランブル交差点を仕切るおまわりさんに新しい風を感じた



「話術が巧みだ」というと、普通は褒め言葉ではないようだ。
しかし、巧みな話術が事故や暴動を未然に防いでくれたとしたら…
暴動とまではいかなくても、このおまわりさんの仕切りによって
しなくてもいい諍いがなかったということは言えると思う。
ワールドカップの出場を決めただけでお祭り騒ぎであった16年前とは違い、
選手たちのコメントも1年後をしっかりと見すえた向上心どころか求道心に溢れ、
「少なくともサッカーの世界のなかでは、いい意味で日本は変わってきている」
ということを感じて嬉しく思っていたら、
警備体制でもとても嬉しい兆候を感じ取った。

昨夜のようにワールドカップの出場を決めた時などに
多くの人が集まってくる場所は
大阪なら戎橋、東京ならこの渋谷のスクランブル交差点である。
日本が勝っても負けても、ここにたくさんの人が集まってくることは警察も予測していて、
大規模な警備体制がしかれていたようだ。

今までならば、
その大規模な警備体制と集まってきた集団との間に大なり小なり諍いはあったはずだ。

動画の45秒目ぐらいのところから
「みなさん、おまわりさんも皆さんのチームメイトなんです
どうかチームメイトの言うことを聞いてください。おまわりさんもこんないい日に怒りたくはありません。
お互い、今日という日をお祝いできるようにルールとマナーを守りましょう」

という言葉で、いきなりその場の群衆の心をつかんでしまった。
わはははは、このおまわりさん(警官というよりもやはりおまわりさんと言いたくなる)は
相当サッカーが好きなんだなということがわかる。

心をつかまれた群衆の一部から
「おまわりさん!おまわりさん!」
のコールが起こったことが聞き取れる。
それに対して
「声援も嬉しいですけれどね、歩道に上がってもらった方が嬉しいですね」
と見事におまわりさんコールをあしらっている。

さらに
「おまわりさんからイエローカードが出る前に、みなさん歩道に上がってください」
という言葉などがあって、わはは、やっぱりサッカーが好きなんだとわかる。
この指示が動画を見ていると効果がなかったかのようにも見えるけれども、
私は確実に要らぬ大騒ぎを防いでいたと思う。
これが高圧的に
「歩道に上げれ!」
と制御しようとしていたら、
通常よりも大規模な警備体制をしいていることもあって
要らぬ反感をかって逆効果になっていたことも充分に考えられるからだ。

サッカーも警備も、何だか日本の20歳代30歳代が新しい風をくれている。

一年後、サッカーの日本代表はブラジルでのワールドカップで
どんなに勝ち進んでも、
渋谷のスクランブル交差点は
このおまわりさんが仕切れば心配ない。

日本代表は安心して、その高い志を貫いて頂点を目指して欲しい。
ワールドカップで優勝しても、大丈夫!


マーヒー加藤

PS すんげえなぁ。
  この
  【DJポリス】W杯出場決定の夜 渋谷スクランブル交差点のMVP
  と題された動画、ここに紹介した時のYouTubeでの再生回数は
  200回そこそこであったのに、何と今は43000回を軽く越えている!
   (6月10日)
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by kaneniwa | 2013-06-06 00:17 | 草評


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