2013年 06月 16日

コッヘル212番 ヤリイカのイカソーメン

b0061413_21424272.jpg このブログ記事は日本国内のみならず意外と海外からもアクセスされて読まれているなぁと感じるが、それにしても最近の日本は沖縄から北海道まで実に暑い。南北に広い日本列島ゆえに、2、3日前の関東地方などはそんなに暑くなかったそうだが全体に暑い。梅雨の方も「決定的に雨量が少ない、いわゆるひとつの空梅雨」とも「決定的に期間が短すぎるぐらいの梅雨」とも言えるような天候である。気象庁の職員に同情的になれば最近の梅雨は梅雨入り宣言にしても梅雨明け宣言にしても非常に難解になっている。とにかく、暑いということだけは事実である。三日前の夕方、外が36度あるということを知らずに5キロのジョギングに出かけたが何だか足が前に出ない。体力とか体調の問題であると思ったが暑すぎる日であったのだ。暑すぎるとかえって汗がいつもより出ないし、足も出ないのだなぁと思った。もっとも足が出ないぐらいの超スローペースでないと危険な日ではあったのだろう。さて、そんな暑い日には冷たい麺類が食べたくなる。「麺類」といえばその材料は小麦というのが半ば常識である。あとはベトナムのフォーなどの米粉を使った麺が思い浮かぶ。しかし、たとえば椎名誠の「麺の甲子園」などにもイカソーメンが青森の代表としてエントリーされていた。冷たい麺の候補のなかで冷やし中華とソーメンを押しのけて、イカソーメンが浮上してきた。

b0061413_21433310.jpg 「タコ、アシ、ハッポン、イカはジュッポン」というインチキフランス語はけっこう昔からあるらしいようだが、その日の朝に採れたという十本の足(ゲソ)のサイズは小さくて身の部分はたっぷりとあってイカソーメンにするには最適であり、しかも透明感は保っているぐらい新鮮なヤリイカがあった。いいイカ、新鮮なイカは、やはりイカソーメンにしたい。「イカをイカソーメンにして活かそう!」と考えるからである。コッヘルではその透明感を表現しきれないので、陶器の平皿に盛り付ける途中経過の写真も掲載する。限りなく透明に近いアイボリーホワイトである。ウィキペデイアで村上龍の芥川賞受賞作品の『限りなく透明に近いブルー』の改名前のタイトルを知って笑った。これは多くの青少年も読んでくれているブログなのでそれ(改名前のタイトル)をここに記することもできないが、改名前のタイトルの方が本(物語)の内容には近いだろう。ともかく『限りなく透明に近いブルー』はただ単にいいタイトルというだけでなく史上最高のタイトル変更本であったということを知った。ああ、暑いせいかなぁ、乱文でありました。ただ、暑い日のジョギングで消耗していた体調面の方はこいつを生姜醤油でツルツルっといって回復傾向!


マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2013-06-16 22:21 | 草外道


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