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2013年 08月 13日

『歎異抄』って親鸞と唯円との本音トークが収められた本なんだね!(2)

というわけで、
ラジオから若い男たちのシー様(親鸞)萌え、シー様かっこいい、シー様にサブイボ(鳥肌)、
シー様のパンク人生万歳発言を聞いているうちに思い出したことがあった。

ワグネル・ブロンゼリ先生について書いたことがあった。
この先生が京都に留学している時の夏休みだったか春休みだったか、
滋賀県の浄土真宗の寺院で法話をされたことがあった。

私はその場には居なかったので、どのようなご法話をされたのかは知らない。
ただ、ワグネル先生がブラジルで遇いがたくして浄土真宗に遇うことができたことの感動と、
親鸞という人についての称賛を率直に語られたことは間違いがないと思う。

ワグネル先生のご法話が終わり、
その当時大学生だったか高校生だったか忘れたが、
その住職さんの娘さんが涙ながらに

「お父さん、なんで親鸞聖人がこんな素晴らしい人だったということを
 今まで教えてくれなかったの?
 今日、ワグネル先生のお話を聞くまで、
 私は浄土真宗の寺に生まれたことをまったく誇りに思ってこなかった…」


と訴えたというのだ。

このエピソード、私が聞いたのは15年前、結婚したばかりの頃にそのご住職さんから伺った。
これだけで充分意味のあるエピソードだと思う。
ただ、14歳の娘がいる今はちょっと違った角度から吟味している。
私がその住職さんであれば、こう答えると思う。

「娘よ、それはね、お父さんが教えたのではなくてワグネル先生の素直で誠実な言葉で聞いたから
 響いて届いたんだよ。文学だって教科書で教えられるのと自分で求めて読むのと違う。
 ただね、お父さんも先週ラジオで親鸞聖人の生涯の略歴と『歎異抄』という書物の概要だけを
 聞いて感動しまくっている若者たちの声を聞いたんだ。
 親鸞ってスゲエ、親鸞ってヤバい、親鸞って萌える、ということを新鮮な心を取り戻しつつ
 伝えたいなぁということは思ったよ」


これ、次回はフランス人女性のエピソードをもとに続きます。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-08-13 23:31 | 草仏教


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