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2013年 09月 19日

黄金色のちょっといい話

b0061413_110840.jpg 過去に撮った写真のなかから金色、黄金色の写真はないか?サントリーの金麦しかないか?と思ったところ、大坂城の虎の写真があった。デトロイトタイガースはなぜ虎なの?(ストッキングの配色からきているらしいけど)という気がするが阪神タイガースの名前の由来には、きっとこの大坂城の虎は関係しているのではないかなぁ。ま、ともかく、先週から今週にあった9月の連休中に今年の3月まで長女の中学校の音楽の先生で、吹奏楽部(長女はつい最近までアルト・サックスを演奏していた)の元顧問の先生が結婚式をあげられたという。20歳代の後半に入られたばかりの男の先生で、実におめでたいことだ。このT先生、音楽大好き少年がそのまま元気いっぱいに天職として中学校の音楽の先生になられたような方だ。かといってクラシック一辺倒というわけでもなく、アニメ主題歌なども大好きだがともかく元気いっぱいの熱血指導をされていた。吹奏楽部のクラブ活動から長女が帰ってくるとため息をつきながら「Tの言うことがウザい」とよく文句や愚痴を言っていた。(若い熱血中学教師は本人がいないところでは中学生から呼び捨てにされていてかわいそうだなぁ)長女の下校中、まだ小学生になる前の末娘を連れて歩いていると吹奏楽部仲間と一緒に長女が向こうから歩いてきた。長女を発見した末娘は喜んで「おねーちゃん!おねーちゃん!」と大きな声を出して手をふるが、長女はそれを無視して友だちと話し込んでいる。怒った末娘は「おねえちゃん、Tと結婚!」と大声で叫ぶと長女のグループから大爆笑が起こり、長女は真っ赤な顔をしていたものだった。つい一年前の話だけれども何だか懐かしいなぁ。今年の3月、そのT先生に転勤の辞令がおりた。今までT先生に対して「ウザい、鬱陶しい」という愚痴が中心だった長女たち吹奏楽部の部員たちは突然の別れのゆえに、いかに今まで自分たちを愛しつつ懇切丁寧に指導してくれてバンドとして成熟させ成長させてくれたかを突然知ることとなり、急遽辞令の知らせを聞いて涙ながらにT先生とともに取り組んできた曲を涙とともに演奏したという。それから終業式までの短期間に吹奏楽部の部員たちはお小遣いのなかから数百円づつを出しあい、ささやかなプレゼントを二品贈ったという。顧問としての熱血指導中はとても言えなかったが、お別れをした後には億面なく「大好きな先生」と言われるようになったT先生が、吹奏楽部員を感動させたのは、そのT先生の結婚式のちょっと前に行われた先日の中学生の吹奏楽のコンクール。長女たちにとってライバル校の吹奏楽部の指揮者として登壇したT先生は、指揮者としての礼服にはやや場違いながら「いつか最高金賞を」というメッセージとともに贈られた金色のネクタイを締め、金色に塗られたコルクが付いた指揮棒で見事なサウンドをリードしたのであった。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-09-19 02:12 | 雑草


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