2013年 10月 05日

コッヘル220番 うに丼

b0061413_104147.jpg 東北楽天イーグルスのパ・リーグ優勝によって楽天優勝記念セールに思わず参加してしまった顛末をブログで書いた。東北楽天イーグルスの大ファンというわけではないという後ろめたさはあったものの、好きな選手が何人かいるということと久しぶりに東北発のたくさんの人々の笑顔を見れて嬉しい気持ちになったことは確かであった。「あまちゃんロス症候群」が社会的な話題になるほど、あのテレビ小説は深い余韻を残していってくれたこともあり、楽天優勝記念セールで「ウニの箱売り」というものが出てきて「よし、これほどあまちゃんロス症候群を緩和してくれる食べ物はないぞ!」と購入を決めた。そしてクール宅急便で届いた。ミョウバンなどの添加物は一切なく、正真正銘の生うにの箱であった。他の家族がとっておきの陶器の丼にご飯を盛るなかで、私だけがおわん型コッヘルを取り出す。この高級食材においてさえコッヘルを取り出すこととなり、高級和食店の雰囲気は消えたが、その分、漁師さんや海女さんたちが採れたてのウニをワイルドに賞味する雰囲気は盛り上がった。この写真に醤油こそ垂らしたものの他は何も足さずに何も引かない。醤油がかかっていない部分であっても「君たちはいったい海のなかでどうしてそんなに絶妙な味付けをすることができたのか?」と問いだたしたくなるほど。言葉にもならず、日本酒の冷やは飲んだものの、食後の2時間はお茶さえ口にせず、ただひたすら海のなかの絶妙なシンフォニーの余韻を楽しんだ次第である。夏休み中に長女も「あまちゃん」を見だしてハマり、その最終回シーンを振り返るにふさわしいごちそうであった。「楽天、日本シリーズを制覇したらまた優勝セールをやるよね?」とポツリとシャラポア(妻・日本人)が言うと、娘たちも息子も「楽天、日本シリーズも優勝してほしいなぁ」と同意する。私としては日本シリーズに進出したとして相手が巨人ならばこころおきなく家族全員で東北楽天イーグルスを応援できるが、相手が阪神になったらかなり微妙だ。ただ、録画した「あまちゃん」を家族で楽しんできたように、例年は軽いおつまみとビールを用意しつつ私ひとりがテレビ観戦してきた日本シリーズを、今年は妻も子どもたちも一緒に観戦する可能性があると思うと、それもちょっといいと思ってしまう私だった。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2013-10-05 11:52 | 草外道


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