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2013年 10月 27日

日本シリーズ家族観戦記

日本シリーズを家族で観戦した。
妻(おなじみ日本人のシャラポア)と長女(中学3年生)は
「インターネットでの楽天優勝セールよ再び!」
という意欲が強いせいもあるが、
私も息子(小学6年生)もアンチ巨人としての利害が一致し、
(ただ、息子にも楽天優勝セールでウニ丼よ再び!という思惑はある)
何だかよくわからないままの末娘(小学1年生)も一緒になって
東北楽天ゴールデンイーグルスを応援するということになった。

例年、日本シリーズは私が独りでテレビ観戦をしているから、
このパターンは楽しいといえば楽しいので、歓迎する。
阪神タイガースがセ・リーグ代表だとちょっと違ったけど。

一緒にテレビ観戦して、長女がかなりの野球オンチだと気がついた。
息子にはキャッチボールもずっとしてきたし、ルールも教えてやっていたが
ついつい娘には野球教育をほどこさずに中学3年生にまでなってしまったことに気がついた。
今頃そんなことに気がついて、だから何だということもあるが、ちょっとガクッときた。
昨年の今頃なんかは
「高校生になったらブラスバンドの一員として甲子園球場でサックスを演奏したいから
 野球が強い高校を教えて?」
と言われたので、てっきり野球に関心があるものだと思い込んでいた。
一年後、実際に志望校を決めていく段階の今、楽天優勝セール以外は野球そのものに関心がない。

「なぜマーくん(田中将大投手)は打席には立たないの?」
と質問してきて、これはパ・リーグとセ・リーグのシステムが違って
日本シリーズの第1戦と今日観戦した第2戦は
仙台クリネックススタジアムでパ・リーグの主催試合で通常は投手は打席に立たない
DH制でやっている試合であり、これはなかなかいい質問であると思った。
しかし、その質問には面倒臭いので答えなかった。

「銀次という選手は本名なの?」
これもなかなかいい質問だった。
ファーストネームを登録名にするのはオリックス時代の鈴木一朗のパターンではあるが、
銀次選手の場合、本名が赤見内 銀次(あかみない ぎんじ)と、岩手県出身で珍しい名字だ。
ただ、なぜファーストネーム登録をしたかという経緯は知らないので、この質問も無視。

なぜ娘の質問に冷たかったかというと、大きなファールを打った選手を指さして
「打ったのになぜ走らないの?」
と訊いてきたからだ。
「中学校の体育で今までソフトボールをやったことはなかったか?」
と質問すると
「なかった」
と言ったので、その後の質問にいくら答えても無駄である気がしたからだ。

「ねえねえ、マー君と里田まいは何処で知り合ったの?」
と、6回表の緊迫した場面で質問してきた時は、ついつい
「そんなこと知らん!今は大事な場面だ!野球を見ろ!」
と強い口調で言ってしまった。
ちょっと悪いと思っているので懸命の検索結果を記しておく。
それはね、2009年の12月3日に大阪城ホールで収録が行われた
日本テレビ系の正月特番で「プロ野球オールスタースポーツフェスティバル」という
プロ野球選手の運動会があってね、田中将大はそこでも見事な身体能力を発揮していたけど、
その運動会の司会者がハロプロの里田まいだったんだよ。

ただ、長女の野球オンチとしての発言で家族の爆笑を誘ったのは
2−1で楽天が勝利した直後のことだった。
楽天の勝利を祝う風船が空を舞い、それはさっきまで緊迫したゲームが行われていた
グランドに次々と落下していった。
その光景を見て
「ねえねえ、この掃除とグランド整備は負けた巨人の監督と選手たちがしていくんだよね?」
と、冗談ではなく天然系の無邪気な態度で訊いてきた。
ぎゃはははは、お前どんな野球観やねん!ゲームが終わった後に罰ゲームかい?
ただ、敗れたチームは相手の監督の胴上げを観るだけでも屈辱であろうが、
さらにその後にグランド整備と掃除までしていかなければならないとなると、
その悔しさは肝に命じられることであろう。
新しいコミッショナーさん、3勝3敗でもつれた場合の最終戦のみ
このうちの長女のルールを適用するというのはどうですか?

ただ、さすがそんな野球オンチの長女にさえ
24歳ですでに戦国武将のような風格をもって
一球一球が一級品である田中将大投手の凄みも
少しは、いやかなり伝わっていたみたいであった。

最後に、これは昨日の毎日新聞のひと言コラムの「ふんすい塔」の
コーナーに載っていたものであるが

「日本シリーズ、『仙』台が日本一に 星野『仙』一監督」
(浜松の夢男さんの投稿)

にドキッとした。
星野仙一は1970年代から巨人を倒すことに執念を燃やす
中日ドラゴンズの熱血投手だった時代からずっと見続けてきた。
少年時代の一時期は、その投球フォームをコピーしていたぐらいだ。
そして阪神タイガースの監督になってのリーグ優勝、
同じく阪神タイガースのシニアディレクター、北京オリンピック日本代表監督など、
星野仙一という人をずっと意識する人生を50歳過ぎまでおくってきたが、
星野仙一という名前が
「星のもと野球で仙台を日本一にするために生まれてきた人」
と読めることに気がついたのは昨日が初めてであった。

楽天は巨人と1勝1敗としたが、巨人のリリーフ陣のタマがそろっているので
まだまだ1勝づつをもぎとっていくような闘いが続く。
予想できるのは、ワールドシリーズをボストン・レッドソックスが制覇するとすれば
その瞬間にマウンドにいるのは上原浩治投手であり、
東北楽天ゴールデンイーグルスが日本シリーズを制覇するとすれば
その瞬間にマウンドにいるのは田中将大投手である確率が非常に高いということだ。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-10-27 23:20 | 草評


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