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2013年 11月 27日

プロ野球の巨人の選手獲得の手法はトランプの大富豪(大貧民)ゲームのようだ

中日ドラゴンズの井端弘和選手が常識はずれの大幅減棒を提示されて
巨人(読売ジャイアンツ)に移籍した。
ドラゴンズの二遊間といえば、いつも荒木と井端が守っていたイメージがあり、
実際に二塁守備と遊撃守備が入れ替わることがあっても
(私としては二塁荒木、遊撃井端がしっくりくる)
中日ドラゴンズの二遊間といえばいつでもこのコンビ。
1980年代から1990年代の前半ぐらいまでのメジャーリーグで、
何だかシカゴ・カブスの試合では二遊間がいつでも
ライン・サンドバーグ(今年、フィリーズの日本野球経験もあるマニエルが解任された後の監督)
とショーン・ダンストンのコンビであったイメージと似ている。
メジャーのオールスターゲームでもこのコンビが先発して1番2番を打ったことも懐かしいが、
同じく日本のオールスターでも1番セカンド荒木、2番ショート井端ということがあったし、
WBCの日本代表でもそのまんまこのコンビであったということもあったと思う。
だから、単体(ちょっと失礼な言葉ではある…)でも実にプロ中のプロという感じであるが、
コンビとなってさらにその魅力が倍増される感があった。
野球は、まずピッチャーとキャッチャーのコンビがまさにバッテリーとして機能するが、
守備面での醍醐味はダブルプレーなどに象徴される二遊間のコンビネーションであり、
外野のセンターの守備と連携を含めて「センターライン」と呼ばれる。

巨人は実績を考えたら格安ともいえる4250万円(推定)で井端との来季の契約を結んだ。
ここまではいいだろう。
現有戦力で寺内、中井、脇谷、藤村らの若手内野手がいる巨人にとって、
不動の遊撃手といっていい坂本に対する指導も含めて現役のコーチ役ということまで込みでは
「格安」というしかない。

ところが、この感想はそれはさっきまでの実感であった。
ついさっきスポーツニュースで
「巨人がFA宣言をしていた西武ライオンズの片岡治大(かたおか やすゆき)選手を
 獲得することがほぼ確実となりました」
と読み上げられたとたんに
わははははは、また「面子多々」(めんつたーたー、麻雀用語)がはじまったぞと思った。
井端をとって片岡をあきらめるという判断をして、はじめて井端獲得の意味が深まるはずが、
ナベツネを筆頭にグループのカラーが
「ただの欲張り」
と見えてくるような…
そして先発投手陣も広島の大竹寛投手を獲得して、やはり面子多々。
強いカードはいっぱい持っているが、野球のオーダーはセ・リーグなら9人まで。
このぜいたく先発投手陣であれば、まさかBクラスになることはないだろうなぁ。
ただ、大竹投手は今までアメリカ南部からじぇにー姐さんが強い念力をおくってくれて
いたので活躍できていた投手であるから、来年以降はそのオーラは失われると思う。

日本シリーズのような大事な試合で
杉内やホールトンという福岡ソフトバンクホークスから獲得した両投手(年俸高い!)が
撃沈して、自前で育てたリリーフ陣につなげずに巨人は負けた。
結果から振り返ることは、ちょっとずるいけれども、
巨人に比べて楽天は、田中将大というスーパーエースはいたけれども
実に若手とベテランと助っ人とのバランスがとれた好チームでもあったと感じるし、
またそうでなくては優勝できたチームではなかったのだろうと感じる。

内野手も外野手も投手も「余っている」という贅肉感があり、
何だか江川卓が引退を考えだした頃の前後の年齢の選手ばかりがくすぶっている印象だ。
一般の組織でも「若手の奮闘に触発されてベテランが燃えて踏ん張る」とか、
「ベテランのプロ意識の高さに若手が萌えてシーズン中にグングン成長しちゃう」
などのドラマ的なことが起こる要素がないといけない。

寺院というものもそうでなくては…
と、一応は自分の問題としてそれを考えているフリをしつつ終わる。

井端も片岡も大竹も好きな選手であったが、
巨人でダメになっていくところを見たくないような、見たいような。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-11-27 23:28 | 草評


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