2014年 01月 15日

コッヘル227番 鱈(タラ)のソテー バジルソース

b0061413_0582355.jpg モーツアルトのケッヘルナンバーは200番代ぐらいから名曲・傑作が目白押しとなってくる。コッヘルナンバーの方もそれにあやかりたいところではあるけれど、情けないことに「以前はどんなものを食材にしたかなぁ?」と迷うことが多くなってしまっている始末で、ブログ内検索をそのためにかけることが多くなった。ただ、過去の226本を省みるに4月下旬から5月にタケノコ料理が固まって出てくることが指標のようなものになってくれている。さらに、この2年間だけであるけれども秋に天然舞茸をまとめて出したことにより春のタケノコと秋の舞茸という時間軸ができている。そのような「季節のテーマ食材」の冬部門として最近名告りをあげているのが「末尾に3が付く日と8が付く日」という形で10日のうちに二日間、すぐ近くで開催されている「朝市」(といっても朝8時頃から午前中いっぱいまで)のなかの魚屋さんで売られている「大きな真鱈を三枚におろして薄塩がしてあるもの」というものにハマってしまった。高校サッカー中継のハーフタイムに過去の名場面をふりかえる時に出た4年前の名場面、敗れた滝川二高校の中西隆裕選手が泣き叫ぶように相手の鹿児島城西高校の大迫勇也選手(現在はブンデスリーガ2部・TSV1860ミュンヘン所属)のスゴさを試合後にシミジミとふり返って泣き叫ぶように言った「大迫半端ないって!」という言葉が改めてものすごくインパクトがあり、家庭のなかで何度もリフレインされるようになった。そこで、薄っすらと塩はしてあるものの冷凍モノではなくまさしく鮮魚の風格をもつその真鱈をいろんな食べ方をしては「真鱈半端ないって!」「半端ねぇー!」という、敵ではないのだけれどもその底力の強さをまた再認識している次第である。その半端なさは和食で本領が発揮されるとは思いつつも「はたしてセリエAでも通用するのであろうか?」ということも試したくなってきた。つまりこの半端ない逸材にイタリアンっぽい調理をしてみた。調理はごく簡単でスキレットに薄くオリーブオイルをひいて5分間、リッド(蓋)をして蒸し焼きに近いソテーとしただけである。味付けは食品大手のQ社のバジルソースである。Q社というのも半端だなぁ。ほめたいと思っているからハッキリと半端なく「キューピーです!」と書いていいだろう。このキューピーのカルパッチョソースがなかなか良くて長男なんかは魚料理でも何でもないサラダでもドレッシングとして使いたがるぐらいだったので、そのバリエーションとおぼしきものを試してみたのだ。輸入もののジェノベーゼソースをたまに買ってくるけれどもいつも三分の一ほどを使った後に冷蔵庫のなかで長期間そのままにして風味を落としてしまうというのがルーティーンワークとなっていたが、ドレッシング的な瓶に収められたバジルソースは実に使いやすくて「ちょっと合うかどうかを試してみる」という使い方ができる。コッヘルに料理が乗っているから言うわけではないが、これはアウトドアに持ち出すとしても半端ないってと言えるような戦力になることだと思う。大手のQ社(また略称に戻っちゃった)も侮れず半端ない。そして、真鱈はその個性を失わないままでオリーブオイルやバジルソースと一緒にやっていける。セリエAでも充分に通用するということがわかった。半端ないって。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2014-01-15 01:35 | 草外道


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