2014年 01月 30日

♪ KI・YO・ TO ! KI ・YO・ TOのお寺の鐘が鳴るぅ♪

b0061413_10234172.jpg あ、あ、あ、本日は聖典なり。あ、あ、テステス、ONE、TWO、TsuTsu!ただいまブログのテスト中。……え〜2週間以内にすることになっている法務局への宗教法人代表役員交代の届け出はまだ提出していないのですが、このたび1月28日付けで真宗大谷派善良寺の住職に就任いたしました。任命式の後の東本願寺宮御殿を会場としての超絶豪華精進料理の昼食会で参務さん(国でいえば大臣です)に「あのぉ、ブログなんかで『住職になりました』なんて書いていいものでしょうか?」と尋ねれば「先ほど宗務総長より直々に住職の任命を受けたわけですから、それはかまわないと思いますよ」と言われたので、それを述べつつ、ほぼ一週間ぶりにブログを更新しております。というわけで京都の本山(東本願寺)での三日間の修習(講習)を受けました。泊まりこみで毎朝早起きで厳しい教習でしたがたいへんに意義深い教えと人との出会いがありました。今回のブログ記事は、その修習を終えた直後の夜と次の日の明け方の話でぇございます。本山に参ることをけっこう正式に「上山」(じょうざん)なんてぇ申しますから、これは「下山」(げざん)途中のお話ってぇことになります。東本願寺の最寄りの京都駅から地下鉄で三駅目の烏丸御池で降りましてぇホテルモントレ京都というところにチェックインいたしました。ここは京都の地下水が飲めるホテルでぇございまして、水道局の皆様は努力されておりますがお世辞にも美味しいとは申せない水道水と違って身にしみる沸き上がってくる甘露水を飲み干して下山した実感にしばし浸っておったことでぇございます。やっぱり娑婆はええのぉ。やっぱ娑婆だわ。シャバダバ、シャバダバ、娑婆ドゥビドゥ〜♪と全身で背伸びをいたしましてぇ、出かけたところがこの草仏教ブログではもうおなじみの一乗寺の出会い系焼肉屋の名店、いちなん でぇございました。いちなん去ってまたいちなんでぇございます。旨い肉をたっぷり喰いてぇ、美味い酒もたっぷり飲みてぇなんてぇいう三日間ずっと身に満ちていた煩悩がございました。それを「我慢する」という、私から見ればストイックな対処の仕方もあるわけではございますが、当然、もとから草仏教たる本質をもつ浄土真宗の僧侶として、その煩悩を緩和する方途として、肉を喰らい酒を飲むことによって肉を喰らい酒を飲みたいという煩悩を抑えることにしたのでぇございました。煩悩即菩提とは、そういうことをおっしゃっている教えではないとは思いますが、とにかくいつにも増して開放感と楽しさに浸った夜でぇございました。お話は続きます。日付が変わった頃合いに、ヘベレケでアンポンタンでコンコンチキのラリホー状態になってホテルに戻りました。ドツカレチェンコでもあり、気持ちは早くネムリアノフという状態でもありました。ただ、眠りがけに酒で体がポカポカになっていることから部屋の暖房を切りました。それでも何だかその時には暑く感じたので、部屋の窓を開けて換気が済んだら窓を締めて眠ろうと思いましたが、疲れているのと酔っ払っていることで窓は開いたまま眠りこけてしまったのでぇございます。時刻とすれば部屋のデジタル時計が午前5時55分と、パチンコ台のフィーバーを思わせるように同じ数字が3つ並んだ頃合いでしょうか。熟睡途中の夢現の世界のなかで、見事な音色の鐘の音が響きました。夢の世界と現実の世界を行ったり来たり、往還している短時間の間に何となく、サウンドオブサイレンスという言葉をおもいうかべたことでぇございました。梵鐘の音は、現実世界のものでした。六角堂(紫雲山頂法寺)の鐘の音でした。夕方5時前後にも鳴るその鐘は存じておりました。ただ、夕方5時前後のその周辺は交通量も人通りも多く「あ、鐘が鳴っているのだ」と思う程度で、こんなに大きな音で、こんなにいい響きで鳴っていることに私は驚きを隠せませんでした。否、隠す必要はない、もとい、むしろ知らせたいという思いがあってこうしてブログで書いていることでぇございます。夕刻の鐘と違い、しかも真冬の澄んだ空気のなか六角堂の鐘の音は京都の中心部のまだ人通りもほとんどないビル群のなかを響きわたっていったのでぇございます。窓を開けて寝るという行為をしていなければ、おそらくこの鐘の音には気がつかなかったかもしれません。鐘の音は、今でも読経の前の鐘がそれをあらわしているように、托鉢の鉢を叩きつつ「これからお釈迦様のご説法がはじまるよ~」ということをご案内することがその原点であると言われていることでぇございます。ビル群のなか、響きわたるその鐘の音に約10分間感じ入ったことでぇございました。シャバに出たぞシャバダバダとその開放感を感じていた私に、そのシャバのなかで仏法は確かにあるのだぞ、響いているのだぞと教えてくれた六角堂の鐘でした。この午前6時前後の烏丸六角から烏丸御池交差点付近はおすすめの穴場スポットだよーんということもチラッと思いつつも、この六角堂に親鸞聖人は比叡山から下山(これはダブルミーニングでございましょう)しつつ通われてシャバでの仏道の歩みをスタートされたのだなぁと耳を中心に感じたことでぇございました。

新米住職 マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2014-01-30 12:40 | 草評


<< コッヘル228番 ウニのきゅう...      草仏教掲示板(61) 人はそこ... >>