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2014年 02月 12日

ゆとり教育が案外と再評価される流れがあったりするかも

現地時間で2月11日、ソチオリンピック・男子スノーボードハーフパイプ決勝で
平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手が銅メダルを見事に獲得した。
スンバラシイ!

平野歩夢選手のお父さんが経営している
日本海スケートパーク
は、たまに日帰り温泉(瀬波温泉)に入りに行く行き帰りに通りかかるのだが、
スケートパークといってもアイスリンクではなくて旧市民体育館を改造してできた
スケートボード場であり、スケボーを使ってのハーフパイプ練習もできるそうだ。
なかに入ったことは一度もなかったのであるが、そのような場を作り上げていた
お父さんの情熱には頭がさがる。
そして、これは銀メダルという収穫がもたらすものであるけれども、
そのお父さんのような情熱をもった陰の功労者にスポットが当たるのは嬉しい。

平野歩夢選手とは住んでいるところが近いので、天然雪を使っての練習は
胎内スキー場(胎内市)かわかぶな高原スキー場(関川村)かニノックススキー場(新発田市)
というあたりでやっているのかと思ったら、
山形県の横根スキー場という場所のハーフパイプ特設練習場でやっていたという。
横根スキー場というと国道113号線沿いの、いわゆる「道の駅」に隣接したスキー場で、
ここでコーヒーを飲んだことはあるけれども、
その目的はここで休憩して蔵王スキー場に行くためのもので(そういう人が多い気がする)
1990年からここに「日本初の常設公式パイプ」というものが設置されていて
平野歩夢選手からすれば「おじいちゃん世代」とも言っていい62歳の高橋恒行さんという
人がそのコースの整備を担当しつつ、午前10時〜午後5時の営業時間いっぱい練習を続ける
平野選手の子どもの頃からの良きアドバイザーとなっていたと聞くといい話だなぁと感じる。

さて、さらに冬季五輪でメダルこそ惜しくも逃したものの
(女子はノーマルヒル競技のみで団体戦もないことを知らずに
「まだラージヒルがあるじゃないか」という恥ずかしいことを言っちゃった)
ワールドカップ等の実績から文句なしに世界の頂点のところにいる
高梨沙羅選手などをはじめとして冬季の競技のみならず、今の日本のティーン・エイジには
すでに世界的な活躍をするスポーツ選手が多いような気がしている。
もしかしてゆとり教育世代というのはすごくて、2年後、4年後、6年後に
そんな人材が今のように湧くようには出てこなくなった時に「ゆとり教育に帰れ!」という
声が上がってくるのではないだろうか。
(ハイ、これは予言です)

今、受験勉強中の長女が平野歩夢選手と同じ年、同じ学年、同じ新潟県の下越の北部。
小学校入学以来されてきたゆとり教育が実施後にボロクソに叩かれて
大きく見直されれた時期であって、小学生時代に比べるとただでさえ分厚く見える教科書が
さらに物理的にも感覚的にも「とんでもなく分厚くなった」と感じた世代である。
それでも学校の授業の週休二日制は変わらずに平日の授業が増えた。
私は学校の先生というのは申し訳ないけれども多くの私立でそうしているように土曜日勤務
もしてもらって、その代わりといっては何だけれども夏休みなどの長期休暇はたっぷり
とってもらって研究のための調査や体験のための旅行などにバンバン出かけていってもらうとか、
趣味に没頭してもらうとか、長期休暇で単に日頃の疲れをとってもらってもらう方がいいと思う。
そうずっと思ってきた。

ただ、学生にとってはどっちがいいのかな?
私としてはそういう世代なので、何となく土曜日の授業というのが
いちばんスッと頭に入ってきて
「毎日が土曜日だといいのになぁ」
と思っていた。まあこれはゆとりに憧れすぎていたというべきか。
毎日が日曜日というのは定年後の人を指す言葉であり、
軍歌(主に海軍で歌われた)においてキリスト教の安息日の価値観を完全否定した
「月月火水木金金」
というナンバーは実に強烈すぎる。

高梨沙羅選手は多くの名ジャンパーを輩出した北海道上川郡上川町出身だ。
横根スキー場のハーフパイプ特設練習場とともに、上川町のジャンプ台は
「それを作れば彼(と彼女)が来る」
というフィールド・オブ・ドリームの体現であった。
そこで育った高梨沙羅選手が進学先の高校に選んだのが
旭川市のグレースマウンテンインターナショナルスクール。
それだけではなくスゴいのが、一日11時間の猛勉強をしたらしいけれども
入学からわずか4ヵ月後の2012年8月に高等学校卒業程度認定試験に合格しているということで
「ジャンプ競技に専念するために冬が来る前にやれることはすべてやっちゃえ」
というものすごい集中力であったと思う。

高校野球などもそうであるけれども、多くの全国大会が夏休み中に集中する夏季競技と違って
冬に転戦する冬季競技をやっている中学生、高校生の苦労のようなものも感じる。

さて、平野歩夢選手の進学先は、まだあやふやな情報を鵜呑みにして
ブログに記するわけにはいかないけれども、
うちの街に出来たばかりの私立高校に進学するという可能性も大きいようだ。
そうなると駅から自転車や徒歩だとうちの寺の掲示板をチラ見していくこともあるかもしれず、
元々「通学路の高校生が読んで、見て、どうか?」ということは考えているのであるが、
突っ走っている人がふと立ち止まる言葉ということも考えて言葉を選びたいとも思う。
結果的に、それは年代を問わないと思う。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2014-02-12 23:17 | 草評


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