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2014年 03月 07日

草仏教掲示板(63) 林修氏の言葉

b0061413_620764.jpg たまたま受験シーズン(私立大学の大半はもう終わったかな?)の掲示となった言葉は東進予備校というよりも全国でもっとも有名な予備校講師となった林修氏の「人生は一つ勝てる事があればあとは全部負けていい」という言葉。「決して負けない 強い力を 僕は一つだけ持つ」(THE BLUE HEARTS リンダリンダの歌詞より)と、どちらを掲示しようかちょっと迷った。こういうことの「一つ」ということには重みがあり、リンダリンダの詞が「強い力を僕はたくさん持つ」では歌にならなかった。願いが一つだけという人がいたとすれば、その願いは叶いやすいような気もする。たとえば、アラジンの魔法のランプだって願いは三つまでであるのに結婚相手を求める真剣さは解っても相手に求める条件が五つや六つも言われるとあきれ果ててしまう。「容姿端麗」でも「若さ」でも「優しさ」でも「経済力」でも何でもいいけれども、願いが一つだけなら何となく上手くいきそうな気がするのだ。 林修氏が深夜のテレビで喋っていた。今、検索で調べたら昨年の12月14日の「SWITCHインタビュー 達人達」(NHK・Eテレ)であることがわかったけれども(私が見たのはたぶん深夜の再放送だ)林修氏がライフネット生命保険の代表取締役社長である岩瀬大輔氏のための特別授業をしているなかで「現代文天丼理論」というものが頭に残った。林修氏が言うには入試に出てくる国語の現代文というのは「安い定食屋さんの天丼」であるそうだ。つまり、海老に分厚いコロモを付けて「海老はどこだ?」というぐらいにしてあり、一読ではなかなか筆者の言いたいことの核心がわかりにくい文章というものが出題されるので、文章のなかの「海老」を見出すということがいちばんのエビ、もとい、キモであるそうだ。反省も込めてであるが、私も自分のなかの「エビ」をもっていたいと思った。そうでなくては「僧侶だけにコロモ(衣)しかない」という嫌なオチがついてしまう。

マーヒー加藤 (文)
日本人のシャラポア (書)
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by kaneniwa | 2014-03-07 06:54 | 草仏教


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