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2014年 04月 05日

うちら家族の石垣島ベスト7(3) 名蔵ビーチの 波ん馬

b0061413_2152043.jpg この写真を撮った瞬間に15歳の長女が確か10年前の5歳の時に作った粘土細工を思い出してジーンとしてしまった。粘土で大きなお父さんカタツムリとお母さんカタツムリを作り、それをのせる盤上の中央のところに自分自身を投影しているかのような子どもカタツムリを作っていた。そして、そのカタツムリを追うような位置に小さな小さなカタツムリを作っていて、それはおそらくまだ赤ん坊であった自分の弟の存在を投影していて、粘土細工を置く盤上の全体でその当時の「家族」というものを表現していたかのように思えたからだ。今、馬に乗ってその弟の後に妹を従えて、引き馬といえども浜辺と波打ち際、そして海のなかまでを散歩している。ここから帰ってきた末娘が興奮しながら言った。「あのね、あのね、馬が海のなかに入るとね、いろんな色のキレイな魚たちがね、馬の足をさけてサッと逃げていくんだよ!」 熱帯魚そこのけそこのけお馬が通る というようなカラフルな世界があったとは。15歳の長女がロン(馬)に、身長ではこの1年間でみるみる伸びて長女も母親も越してしまった12歳の長男がハヤテ(馬)に乗り、動物はみんな好きだけれどもそのなかでも特に馬が大好きな末娘がタケル(馬)にしっかりとつかまってお姉ちゃんとお兄ちゃんについて行く姿は、たとえこの写真がなかったとしてもまぶたに焼きつくような気がした。もっとも望遠レンズ付きのカメラも持ってきていてよかったなぁとこの時に思ったのだけれども…

b0061413_2153480.jpg さて、この石垣島の名蔵海岸の浜辺のホースライディングクラブ「波ん馬」に予約の電話を入れた日は休業日で電話はつながらなかった。休業日の日程が不規則に並んでいるように思えたので電話がつながった時に問い合わせれば「干潮で砂浜の面積が狭い日は休業」という実に納得できる答えが帰ってきた。ムーンフェイズ時計をいつもしていて、そのことには人よりも気を向けているつもりであったが、ここにもそのリズムを実に大切にしている仕事というものがあったのだなぁ。さて、うちの子どもたちが乗せていただく馬を選ぶ時にケンカをしなければいいが…という心配をちょっとしていたが末娘は鹿毛のタケルくんをすんなり選んだ。どうも末娘には絵本などの影響で「馬といえば鹿毛」というイメージがあるようだった。しかし、長男と長女は白馬で人懐っこくて優しいハヤテくんの取り合いになってジャンケンとなり、長男が勝った。ちなみに白馬といえばサラブレッドのように「老いた芦毛馬」だと思っていたが種類が違うせいかハヤテくんは4歳の若い馬であった。

b0061413_2155512.jpg ジャンケンに負けた長女にもロンくんというという白馬が与えられて乗馬練習をするうちにすっかりと情がうつってしまってご機嫌になった。ジャンケンに勝った長男はさらにご機嫌である。私とシャラポア(妻・日本人)は白馬にまたがって砂浜を行く長男に向かって♪ジャージャジャー、ジャジャージャジャー、ジャ〜カジャカジャ〜♪(暴れん坊将軍綱吉のテーマ)を口ずさんでしまう。さしもの暴れん坊将軍も八重山諸島までは遠征にこなかったはずであるが…ともかく息子はこのハヤテくんのことを気に入ってしまった。こんなに楽しいとは思わなかったそうだ。「馬が欲しいなぁ」とまで言われたがそれはかなり無理に近い。かなりの配当が付く大万馬券をピンポイントで当てないとそれは無理だ。しかし「3年後に息子が馬で高校に通うことは可能だろうかねぇ?」なんてことを写真をとりながらシャラポアと話をする親ばかである。白馬にまたがる息子というのは意味なく凛々しく見えてきて、意味なく親を馬鹿にしちゃうものだと思った。

b0061413_2161434.jpg この名蔵のビーチで過ごした乗馬(まあ引き馬ですけれど)の時間は、三人の子どもにとってはこの上もなく楽しかったそうだ。石垣島に帰ってきてから真っ先に調べたのも「新潟県内で乗馬ができるところ」というものであった。地方競馬の三条競馬場であったところの跡が乗馬クラブになっているようだった。しかし、そこは会員制でもあり敷居はそこそこ高そうだ。さらに調べつつ粟島という離島で波打ち際までは行かないものの、この石垣島の波ん馬にとても近いスタイルで海沿いで馬に乗れるという場所があることに気がついた。粟島は自宅から車で10分の海岸まで出れば見える島だ。港まで車で30分、そこからフェリーで90分。高速船なら55分である。遠くの石垣島のことを熱心に調べていても案外と近くのことを知らないし調べようとしないもんだなぁ…と思ってしまったが、南国の島でのこの風景のなかでの騎乗体験というものが、そういう身近なところにも目を向けさせてくれることのきっかけになったこともまた事実である。今年の夏は、粟島にも行きます!


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2014-04-05 00:01 | 七草


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