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2014年 05月 08日

コッヘル235番 筍の豪快キンピラ

b0061413_1824730.jpg 筍シーズンの序盤はどんな料理であっても食卓への筍の登場を喜ぶ。私の住む地域では年によって違うけれどもだいたいゴールデンウィークの頃である。そのゴールデンウィークも明けると筍シーズンは中盤以降、野球の試合でいえば6回の表裏の攻防あたりとなる。その時期になると、なんせその前の週もほぼ毎日、和洋中と変化はつけているものの家族の箸は序盤に比べればすすまなくなる。そこで細かく刻んでいろいろな料理に混ぜ込んだりするのだが、ふと人参が嫌いだった子どもがダッチオーブンに人参を丸ごと放り込んで蒸したものを周囲が塩だけで「旨い!旨い!」と食べるのを見ていて「私にも!」ということになり、それで分けてやると、そばにいたその子のお母さんはビックリしたのだが、チャーハンのような料理でさえ細かく刻んだ人参を皿の脇に寄せて食べなかった子どもが「パクリ!」と食べちゃったのだ。その時のことをヒントにして「また筍?」と言われるのを恐れずに正攻法で「そうだ、また筍だけれども筍っちゅうものは旨いのだ!」と食卓に出すことにした。そこで、根っ子の近くの硬い部分は別として、キンピラの場合は普段は細かく切ったり細切りにするのをやめて豪快に切った筍を中心にしたものを作ったら、案外と喰いついてくれた。

マーヒー加藤 

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by kaneniwa | 2014-05-08 18:15 | 草外道


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