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2014年 06月 16日

もどかしかったラジオでのコートジボワール戦

b0061413_2392076.jpg 昨日、6月15日の日曜日は記憶に残る一日であった。長女が入学した高校の体育祭があり、中学時代は「体育祭には来なくていいからね」と言い続けていた長女が「ものすごいパフォーマンスと演出が見られるから来たほうがいいよ」と言っていたので家族揃って行ったのであった。それは本当に素晴らしかった。ファンファーレなど使われる音楽は生演奏であり、しかも驚くほど高いレベル。創作ダンス部は全国大会の常連であるし、元気よく歌われる応援歌にもダンスパフォーマンスに加えて見事なハモリまで加えてあって、5チーム(連)に別れた対抗戦方式であるけれども応援合戦には他のチーム(連)にもそれぞれエールを送り合うという気持ちのいい構成であった。写真を載せたいのだが「YouTubeなどに動画を投稿することは固くお断りいたします」という案内もあったので、ブログへの写真掲載もその流れのなかで泣く泣く断念する。その代わり、夕方になって末娘が大好きな水族館(長女が通う高校の近くにマリンピア日本海がある)に行き、そのイルカショーで「この瞬間の写真を撮りたかったなぁ」と思っていた写真が撮れたのでそっちの方を掲載させてもらう。 さて本題は、昨日のFIFAワールドカップの日本対コートジボワール戦についてである。元々野球のラジオ中継をラジオで聴くことは大好きな人間である。アナウンサーの技量と声が光る。車のなかなどでラジオの野球中継を聴き、深夜近くのスポーツニュースで描写されたシーンを映像で確認する時などにラジオアナウンサーの表現の上手さに唸ったりすることは好きだ。ところがワンプレーごとにインターバルがある野球とは違ってサッカーのラジオ中継というものは攻守の切り替えが速すぎて状況説明には言葉の限界があり、聞き手が言葉によってその状況を認識するのはかなり難しい。アナウンサーにとってはもっと難しいことなんだろうけれど。もっと猛スピードの中継でも、競馬中継の方がまだコースが一方通行であるからまだイメージ力がはたらく。 さて大事な長女の体育祭とはいえ、午前10時キックオフであるからその観戦とワールドカップの大事な試合を両立するにはラジオしかない。文化放送の【解説】三浦淳宏 【実況】煙山光紀アナウンサーでの中継が、この日はFM・PORTでやってくれるのでiPod nanoにイヤホンを差し込み、体育祭での音楽を伴ったパフォーマンスがない時には聴いていた。体育祭をやっている高校のグランドのなかでちょっと不謹慎ではあるとは思いつつも、けっこう同じ父兄の方々から途中経過を尋ねられた。前半、本田圭佑が先制ゴールを決めた。願ってもない展開というよりは願った通りの理想的な展開である。ただ、どうもアナウンサーの実況と三浦淳宏の解説から1点を先制しても日本代表のプレーぶりが芳しくないニュアンスが伝わってくる。実にもどかしかった。ラジオでのサッカー実況としての難しさはあるけれどもアナウンサーは「危ない!」ばかりを連呼して、そして「頑張れ日本!」を連呼する。テレビでの松木安太郎解説(危ない!いいよ!などの連呼と、がんばれ!などの応援に徹した解説)の役割をアナウンサーがしているような感じであった。ただ、帰宅してからNHKのテレビ中継を録画してみたものを見てみれば、アナウンサーの立場をなかなか責めるわけにはいかなくなった。もはや結果を知った後の「確認」で見ているわけで、スリリングさはリアルタイムの10%もないのだが、これは自分で実況する立場に立てば「危ない!」としか言えない。ラジオ中継の方に戻って三浦淳宏解説ではリードしているにも関わらずに「気後れしている」というコメントが主流であり「コートジボワールの選手たちをリスペクトし過ぎ」という表現が繰り返さえ、それは特にワントップに起用された大迫勇也選手に向けられていた。「大迫半端ないって」ではなく「大迫半端だって」と言いたげだった。またテレビ中継の確認の方に戻って、前半が終了して1−0で折り返しているのにも関わらずにブラジルからの中継が日本のスタジオに切り替わった途端に解説の宮澤ミシェルが首をかしげつつ「何か不安ですね」と口にしていた。どうもスターティングメンバー発表の段階で腑に落ちなかった点があるらしく、どこかどうなのか説明責任を果たしていない解説ではあったものの、1−0で折り返していながらもその直感の部分は流石である。またまたラジオ中継の方に戻る。コートジボワールのドログバ選手投入で勢いづいて同点に追いつかれ、いったん準備をさせた大久保選手をザッケローニ監督が引っ込めた時に三浦淳宏が「何を迷っているんですかねぇ」と怒っている時間帯に逆転ゴールを許して、ラジオを聴いていた私も「何をやっているんだか!」と思わず声に出してしまい、それが体育祭の競技やパフォーマンスや運営についてのヤジだと思われた可能性に萎縮してしまった。 20日のギリシャ戦は、もうもどかしすぎるので、もう絶対に何かをしながらラジオを聴くということはしないでおこうと思った。もちろん残りの2戦を勝てれば文句はないけれども、次のギリシャ戦に勝ったとして決勝トーナメント進出への退路を断たれたギリシャがコートジボワール戦で死力を尽くしてくれるかどうかを考えると…2勝するなら文句ないけれども、もしも1勝1敗1引き分けで決勝トーナメントに進めるとするならば、ギリシャ戦に引き分けて決勝トーナメント進出をすでに決定して主力級を休ませたコロンビアに勝つというパターンかな?などと皮算用をしてしまった。ワールドカップのグループリーグの初戦で勝ち点ゼロということは、このような皮算用をさせるほどに辛く、厳しく、もどかしいものなんだなぁ。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2014-06-16 00:28 | 草評


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