草仏教ブログ

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2014年 08月 27日

道草仏教(1)

b0061413_23482565.jpg 法事の後でお茶を飲みながら「神社仏閣が街の中心だった時代からすると、何だか今の日本はジャスコが中心になっている気がするなぁ」という私の生活実感を口にするとその場の一同に大笑いされた。同じ実感をもっておられたからかと思いきや、その場にいらっしゃった方のなかにイオンショッピングモールのペットショプ専属の獣医さんが居たからだ。実際にはそのような大規模小売店舗というのは厳しいマーケティング調査を事前にやりつつ商業活動に有利な立地を選び抜いて決断していると思うのだが、実際に人が多く集まる場所ができると新駅や新しいバス停ができる時にはその乗降率調査に大いに影響を与えることとなるし、地方都市で多くの車がそこを目指すということになれば、行政の道路計画そのものにも大きな影響を与えるということになる。そこで「ジャスコのための道ではないか?」とおぼしき新しい道路にも出会うこととなり、冒頭の私の実感となったわけである。 「あんたのところの本山の東本願寺は京都駅が近くて便利だね」というようなことを言われることがあるけれど、京都駅の開業は開業は1877(明治10)年2月6日ということであり、考えたら当たり前であるけれども順序としては「東本願寺のお参りが便利になるように京都駅をあの場所に作った」と言っていいぐらいである。本当は当時からしても四条や三条や御池あたりのもっと中心部に作りたかったけれど買収が難しかったという事情はあったと推測されるけれども、それでも明治時代なりの駅を作る時の事前調査はあったはずである。 さて、話はようやく写真に関係してくるけれども昨年、大坂城の周辺を歩きまわる機会があったのだけれど、歩いてみて大阪城を含む大坂城公園の全体がゴルフでいう「高台グリーン」のようになっているということに気がついた。織田信長や豊臣秀吉の視点からすれば「天下取りのためにここが欲しい」ということになる。ただ、大坂城を訪れる人は多いけれどもそこが石山本願寺という寺であったということを意識する人は少ないような気がする。是非とも大坂城を訪れる方には「いきなり天守閣に」という気持ちもわからなくはないけれども、じっくりと資料展示などにも目を通していただきたい。まず「大坂」(廃藩置県以降は大阪)という地名の名付け親が、蓮如上人である。これは私もそれに関する文書も読んだことがあるし、たとえばウィキペディアなどにもちゃんとそう書いてある。 大坂という坂はどこにある?というのは昔から関西人のなかで議論の的となっていることであるけれども、私としてはその場所の「高台グリーン」的な地形のことではないかと直感した。長くなりそうなので、いったんここで切って続編に道は続く。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2014-08-27 00:41 | 草評


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